野球のバッティングで「軸がぶれない」という表現をするように、日ごろから何気なく使っている体の軸。人は立っていても座っていても歩いていても、体の軸を作っています。もちろん、姿勢を良くするにも体の軸の安定は不可欠。姿勢を良くする肩甲骨と仙骨を結ぶ三角形を紹介しましょう。



姿勢をよくするには足のアーチを意識


体の軸は全身にある5つのポイントを意識することが大切です。5つのポイントが揃って体の軸が整うとき、人間の体はもっとも安定します。すなわち、姿勢を良くするにはファイブポイントを理解するのが近道です。


体の軸を作る5つのポイントは「首の付け根・みぞおち・股関節・ひざ・足裏」。姿勢を良くするなら、この5つのポイントが一直線上に揃うようにすればよいわけです。


具体的に、姿勢をよくする方法を見ていきましょう。まずは足裏から。土踏まずは平衡感覚を感知するセンサーのような役割を果たしています。このため、アーチを感じながら、アーチに重心の乗せるように立つのです。


姿勢を良くする肩甲骨と仙骨の三角形


続いて、姿勢をよくする方法でポイントとなるのが肩甲骨です。肩甲骨を地面と垂直に立たせるように意識します。この位置関係が、首の付け根とみぞおちのポイントを揃えるように働くのです。


さらに姿勢を良くするには、仙骨を地面と垂直に立たせるように意識します。仙骨は背骨の下端に位置する骨で、骨盤の中央にある骨。背骨と骨盤をつないでいる骨になります。この仙骨を垂直にするのです。


つまり、姿勢を良くするには、左右の肩甲骨と仙骨を結ぶ三角形が地面に対して垂直になるように意識するのがコツ。首の付け根から足底までの5つのポイントを、しっかり揃えることができるのです。


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情報提供元: インナーマッスル
記事名:「 姿勢を良くする肩甲骨と仙骨を結ぶ三角形とは?