航空券と同じように、新幹線も早期予約割引があります。でも、早期割引の期限が過ぎてしまったらどうしましょう。そんな場合、駅で通常料金のきっぷを買うしかないのでしょうか。


直前でも割引適用!

そんなことはありません! 利用日が迫っていても、まだまだ「おトクに乗る」方法はあります。それは「列車とホテルがセット」の旅行商品です。航空会社が提供する「ダイナミックパッケージ(航空券+ホテル)」の鉄道版です。列車の時間帯やホテルのグレードによって料金も変わりますが、おトクな組み合わせになっています。

例えば、東京から京都へ行く場合を調べてみます(2018年9月30日現在の情報)。「来週末から京都に行きたい! 」となった場合。東海道新幹線に強い旅行代理店「JR東海ツアーズ」の「JR+宿プラン」を検討しましょう。トップページから検索します。10月6日出発で、大人2人子ども1人で1室。往復こだま号利用、京都東急ホテル、食事なしを選択して7万8,800円でした(2018年9月30日現在の情報)。


「JR東海ツアーズ」のトップページから検索

検証の結果、5万円以上もおトク!

さて、このお料金はどのくらいおトクでしょうか。

セットにしないで別々に予約する場合と比較します。10月6日泊で京都東急ホテルの最も安い部屋は6万3,300円でした。新幹線こだま号の通常期、東京~京都間の片道料金(乗車券+特急料金)は大人1万3,600円、子ども6,790円です。大人2人子ども1人で往復すると6万7,980円です。つまり、新幹線往復+ホテル代は13万1,280円になります。なんと、セット料金のほうが5万2,480円もおトクでした。


ホテルと宿泊プランを選択

ちなみに、人気の高い週末を避けて平日とし、出発日までもうすこし余裕をもって、10月24日出発で検索すると5万9,000円になります。週末より19,800円も安くなります。っていうか、ホテルもついているのに往復の新幹線料金より安いだなんて! おトクすぎる!!


ちなみに、人気の高い週末を避けて平日とし、出発日までもうすこし余裕をもって、10月24日出発で検索すると5万9,000円になります。週末より1万9,800円も安くなります。っていうか、ホテルもついているのに往復の新幹線料金より安いだなんて! おトクすぎる!!

 ひかり号やのぞみ号は加算料金が

既に紹介した早期予約割引の「EX早特21」は21日前の申し込み期限です。「JR+宿プラン」ネット予約は3日前の14時まで、JR東海ツアーズの店舗では前日まで予約できます。「EX早特21」と違って、繁忙期や週末などでも利用できます。もっとも、ホテルと列車の座席に空きがあれば、です。また、上記の例ではこだま号を選びましたが、ひかり号、のぞみ号を選ぶと加算料金が必要です。ホテルも宿泊日によって料金が変わります。


列車の選択画面。こだま号は加算なし。ひかり号、のぞみ号は加算あり。人気のある時間帯ののぞみ号は5,000円以上の価格差になる場合も

くれぐれも乗り遅れないで

「JR+宿プラン」の注意点としては、「EX早特21」と同じく乗車券ではなく乗車票(ツアークーポン)となるため、最寄りの駅と新幹線の駅までのJR乗車券は別途必要です。また、乗り遅れた場合の救済処置はありません。「EX早特21」と異なり、「JR+宿プラン」予約の変更もできません。旅程を変更するときは、すべての予約をキャンセルして、新規予約となります。そしてキャンセル手数料が必要です。もっとも、日程をきちんと組み立てて、予約したとおりの列車に乗れば問題ありません。

旅行会社にもおトクプランが

今回紹介した「新幹線ツアー・ダイレクト」「JR+宿プラン」は、JR東海グループのJR東海ツアーズの商品です。東北・上越・秋田・山形・北陸新幹線は、JR東日本グループの「びゅうトラベルサービス」が提供する「JR東日本ダイナミックレールパック」があります。

さらには、大手旅行会社も「JRと宿泊」を組み合わせた商品があります。大手旅行会社の日本旅行は「JR・新幹線 宿泊セット」、同じく大手のJTBは「ダイナミックレールパック」などです。

旅行に行こうと思ったら、「みどりの窓口できっぷを買おう、ホテルはネットの宿泊予約サイトで……」の他に、列車とホテルを組み合わせたセット商品も検討しましょう。おトクなツアー商品が見つかるかもしれません。


情報提供元: トクバイニュース
記事名:「 新幹線往復+ホテル1泊が新幹線往復料金より安い!? 直前予約可能なおトク旅