レストランやカフェで出てくるカリカリベーコン。家でもあんな風に作れたら……と思ったことはありませんか。ポイントをおさえれば家でも簡単に作ることができます。噛みしめる程に旨味たっぷりのカリカリベーコンの作り方と、そのおいしさを活かしたアレンジレシピを紹介します。


カリカリベーコンを作るポイント3つ!


ポイント1: 弱火でじっくり焼く


ベーコンは、火をつける前にフライパンに並べ弱火で加熱していきます。この時、ベーコンから脂が出てくるため、フライパンにサラダ油などを敷く必要はありません。一気に加熱してしまうとベーコンが急激に縮んだり、反り上がったりして、焼きムラができてしまう原因に。また、焼き加減が気になっても頻繁に裏返したりせず、なるべく触らずに弱火でじっくりと加熱しましょう。


ポイント2: 余分な脂を拭き取る


脂肪分の多いベーコンは、加熱すると大量の脂が出てきます。この脂をそのままにしていると、温度が上がり過ぎてベーコンがカリカリになる前に焦げついてしまいます。多少の脂はカリカリに焼くために必要ではありますが、脂がたくさん出てきたら、キッチンペーパーなどで拭き取るようにしましょう。


ポイント3: よりカリカリにしたければ脂肪分の多いベーコンで


赤身の部分は水分が多いため、白い脂肪分の多いベーコンの方がよりカリカリ食感を作りやすいので、ベーコンを選ぶときに注意して見てみましょう。


カリカリベーコンの作り方


手順


1. フライパンに重ならないようにベーコンを並べ、弱火にかける。



2. じっくりと加熱していくと、パチパチと音がしてベーコンの表面に脂が浮き、周りが茶色く色づく。そのタイミングで裏返して、反対側も同様に焼く。この時、ベーコンが反り返ってしまうようならトングやフライ返しなどで押さえつけながら焼く。



3. 余分な脂を拭き取りながらさらに焼き、好みのカリカリ加減になるまで焼く。



電子レンジでも作れる!


より手軽に、電子レンジでカリカリベーコンを作る方法も紹介します。ベーコンの量や使っている電子レンジの機種によって加熱時間が変わってくるため、様子を見ながら加熱して下さい。


手順


1. 耐熱皿にキッチンペーパーを置き、ベーコンを重ならないように並べ、その上にキッチンペーパーをかぶせる。

2. 電子レンジ(600w)で1分加熱し、キッチンペーパーごと裏返して更に1分加熱する。

※電子レンジの中でパチパチと弾ける音がした後おさまってきたら、ベーコンの水分がほとんどとんだ証拠。加熱の途中でもいったん電子レンジを停止して焼き具合の確認を。


カリカリベーコンを作った際に出てくる脂をそのままソースなどに活かす場合はフライパン調理がおすすめですが、時短で作りたいときは電子レンジ調理がおすすめです。


アレンジレシピ「カリカリベーコンとエリンギのペッパーソテー」



フライパンに出たベーコンの脂を活用したシンプルレシピです。エリンギのむちっとした食感と塩気のあるカリカリベーコンが相性抜群。朝ごはんやランチにパンと合わせても、お酒のお供にもぴったりです。


材料(2人分)


エリンギ 1パック / ベーコン(ハーフカット) 4枚 / 醤油 少々 / 粗挽き黒胡椒 少々


作り方


1. エリンギは縦に半分に切る。大きいものは上下にも半分に切る。



2. フライパンにベーコンを重ならないように並べ、カリカリベーコンを作る。



3. 1のエリンギをフライパンに入れ、カリカリベーコンをエリンギの上に置き、弱火で焼く。



4. エリンギから水分がにじんできたら裏返し、裏面も同様に焼く。



5. 香りづけに醤油を回し入れて火を止め、粗挽き黒胡椒をかけたら完成。粗挽き黒胡椒はたっぷりめがおすすめ。



レストランやカフェで食べるようなカリカリベーコン。コツさえつかめば実はとっても簡単に作ることができます。作り方をマスターして、料理レベルをワンランクアップさせましょう。お試しくださいね!


情報提供元: トクバイニュース
記事名:「 カリカリベーコン、フライパンでも電子レンジでも簡単! アレンジレシピも紹介