今月15日に亡くなった俳優の樹木希林さんの棺が17日午後1時30分すぎ、家族などに見守られて、東京都内の自宅をあとにした。


 同日、NHKが報じており、樹木さんの出棺を見守ったのは、娘で女優の内田也哉子(42)や也哉子の夫で俳優の本木雅弘(52)ら家族。樹木さんの自宅には17日も、生前親交のあった人たちが訪れ、人気ドラマ『時間ですよ』(TBS系)で共演した堺正章(72)や浅田美代子(62)らの姿もあったという。


 樹木さんとの最後の日々を一緒に過ごしたという浅田も立ち会い、棺を乗せた車を見送り、「入院してからの1ヶ月間、ほとんど毎日そばにいさせてくれて感謝しています。本当に気丈で、最後の最後までしっかりしていました。一緒にごはんを食べたりして楽しい日々を過ごし思い出がありすぎます」と、コメントした。


 樹木さんは網膜剥離のため、左目を失明したことを2004年に明かしたほか、翌05年には乳がんの手術を行い、13年にはがんが全身に転移していることを公表。関係者によると、15日未明、都内の自宅で家族に囲まれながら亡くなったという。75歳だった。

情報提供元: News Lounge