漫画「トラさん」が北山宏光主演で実写映画化!


 “キスマイ”の愛称で親しまれている『Kis-My-Ft2』の北山宏光(32)が2019年の全国ロードショーとなる映画『トラさん』(監督:筧昌也/配給:ショウゲート)に出演し、映画初主演を果たすことが9日、分かった。


 同作は2014年より漫画家・板羽皆氏が集英社『月刊YOU』に連載していた作品で、シュールな世界感とあたたかいストーリーが人気を博した。売れない漫画家・高畑寿々男が主人公。寿々男は酒とギャンブルに溺れる日々だったが、ある日、交通事故で死んでしまう。地獄行きかと思いきや、家族の本当の心・自分の本当の心を見つめ直せと1ヶ月の執行猶予で家族のもとに戻される。しかし、その戻された先は猫のトラさんだった……という物語。大切な人がそばにいる奇跡、生きているだけで奇跡という愛の形を描く。


 この寿々男&トラさん役を北山が演じることに。映画初主演にして初の父親役、しかも猫役にも挑むという初づくし!明石直弓プロデューサーは、「ダメな男なのにどこか優しく、家族の事が大好きな寿々男。セリフの緩急がうまく、寿々男同様のやんちゃ感もあり、そして真っ直ぐなお芝居が魅力的な北山さんしかいないと思った」と、起用理由を明かしている。


 北山は今回の話が来たときのことへ「まず『僕が?』っていう驚きがありました。映画に出演させていただくのは初めてですし、もちろん映画の主演も初めて。そのあとに『猫役なんだけど』と聞いた時は、『どういうこと?』と思いましたが(笑)、原作を読ませてもらって、なるほどそういうことかと思いました」と、驚きなどがあったのだとか。


 作品へは、「原作は、うるっとするところもあるんですが、ただ悲しいだけじゃなく、温かいお話で、読み終わった後に心がほっこりしました」と、感想を。撮影に向けて「今、猫の動きを研究中です。やっぱり見ちゃいますよね(笑)。子供のころ、猫を飼っていたので、一緒に遊んでいた時のことを思い出したりもしています。細かな仕草などにもこだわって演じてみたいです。寿々男は、ダメダメなキャラクターですが、だんだんと心が変化していきます。人間の心が動いていくこと――まあ、今回は猫なんですが(笑)――に僕はこの作品の魅力を感じているので、ご覧になる方の心も動いてくれると嬉しいですし、そういう演技ができればと思っています」と、意気込んでいる。


 また、妻・奈津子役を演じる多部未華子と、娘・実優役を演じる平澤宏々路について、北山は「お芝居をご一緒するのは初めてですが、多部さんはしっかりとした、芯の強い女性というイメージがあります。宏々路ちゃんは、かわいいですよね。小さい子と接することはあまりないので、こちらが緊張しているくらいです。家族のいい雰囲気を出せるよう、これから現場でたくさんコミュニケーションを取っていきたいと思います」と、これからコミュニケーションをとっていくようだ。


 また、映画化に当たり原作『トラさん』カムバック新連載が月刊YOU4月号(3月15日発売)よりスタートも発表された。


 映画『トラさん』は2019年に公開予定!


 ■STORY


 売れない漫画家・高畑寿々男は身の程知らずなポジティブ男。酒とギャンブルに溺れる日々を送っていた。


 そんなある日。競輪で大当たりして大喜びした帰り道、交通事故で死んでしまう。


 何の覚悟も、次の作品の発表も、何の教訓も、残さないまま。嫁と娘を残して。


 寿々男が目覚めると、そこは「関所」だった。死んだ人間はここで面接を受け、次の命が決められる、というシステム。寿々男のあまりのクズっぷりに、裁判長も呆れ顔。そして、下された判決は…『執行猶予一ヶ月。家族の元へ戻り、家族の本当の心・自身の本当の心を見つめ直すものとする。ただし、猫 として。』…だった。猫の姿で妻・奈津子と娘・実優のもとに戻った寿々男は…。

情報提供元: News Lounge