「王室教師ハイネ」スペシャルイベント夜の部が開催!


 「『王室教師ハイネ』スペシャルイベント~さぁ、授業をはじめましょう~」夜公演が27日、東京・世田谷区民会館で開かれハイネ・ヴィトゲンシュタイン役の植田圭輔、カイ・フォン・グランツライヒ役の安里勇哉、ブルーノ・フォン・グランツライヒ役の安達勇人、レオンハルト・フォン・グランツライヒ役の廣瀬大介が登場し、爆笑トークや即興での演技などで観客熱狂の一夜となった。


 『王室教師ハイネ』とは漫画家・赤井ヒガサ氏が『月刊Gファンタジー』(スクウェア・エニックス)で連載している作品で昨年4月から1クールでTVアニメ化。グランツライヒ王国を舞台に、ひと癖もふた癖もある4人の王子を、専属の家庭教師であるハイネが教えていくコメディ。ミュージカル版は同7月に上演されたが、TVアニメもミュージカルも同一キャストが演じるということでも話題となった。


 イベントは映像上映の後に、植田から「みなさま盛り上がる準備できていますか?」と、言いながら現れキャラクターソングを披露。続くキャスト陣も1人1人が歌いながらのものなうえ客席に降りるというシーンもあるなど観客たちを楽しませるなかスタートを切った。


 トークは『王室の書庫を国王に内緒で覗いちゃおう!』コーナーから。こちらはグランツライヒ王国に秘密の書庫があるとおいう設定にかけて、事前にキャストにアンケートをとり、その内容をトークするというもの。1つ目のお題から、「きょうの出演者の誰かに『◯◯王子』とつけるなら?」というものへ、植田が安達へ「納豆の国のド天然王子」とつけたり廣瀬が安達へ「チャラ王子」とつけたり安達に話題が集中。


 その“納豆王子”は後の「どこかの国の王様になれるならどんな国にしたい?」コーナーにまで引っ張られることに。そこで『納豆の国』との回答が出ていたところ安達が「僕書きましたっけ?」と、首をひねると、実は植田が書いたものだったと告白し場内は大爆笑。なぜそんなことを書いたのかへ、植田は駆け出しのころに3食納豆ご飯もあったという苦労から納豆が大好きになったとも語られた。


 続けて長所と短所を挙げるというものでは、植田は「意外と気が短い」と告白。安里も「周りに聞いたらだいぶ丸くなったと聞きます」と、証言すると植田は「すごくお芝居が好きという人が好きなのでそれが甘い人が嫌だなって。顔は笑ってますけど、お前なにしに来てんねんと思うんです」と、芝居にかける熱さが出てしまうようだった。


 長所で社交ダンスを挙げた廣瀬は、祖母が社交ダンスをしていた影響で得意だそう。そこで実演もすることとなり、キャスト陣も手に手を取ってその場でくるくると周る姿を見せていたが、植田と廣瀬のペアの際は廣瀬が最後に植田の手にキスし、胸キュン展開に黄色い歓声が飛び交うことも。


 さらに、「きょうの出演者に教育的指導するなら?」という質問には、安里が廣瀬を指名。安里は「電車に乗っているときに、LINEでスタンプで、何かのキャラクターが指輪を差し出しているのが来たんです。それを『押してみて』と言われて、押したら『はぁ、好き』って電車の中に響いて。『おまえふざけんな!』って、LINEで打ちました」と“被害”を熱弁。


 しかし、廣瀬はどこ吹く風といった様子で、「俺、安里勇哉が大好きで、ハイネの大阪公演の打ち上げのときに、『安里さん結婚しよう』って言ったんです。あれから期間も経ったし、もしかしたらワンチャンあるんじゃないかなと思って」と、めげずに気持ちを前面に出していた。


 イベントではほかにもこの日、残念ながら参加できなかったリヒト・フォン・グランツライヒ役の蒼井翔太からのVTRメッセージや、クイズの正解数からタバスコ入りザッハトルテを安達&安里が食べ舞台袖に下がってしまう一幕も。


 キャスト同士での障害物競走などの対抗戦ゲームの後には、『国王に向いているのは誰だ?スーパーウェイター選手権』なるものが開催。こちらはハチャメチャな展開が連発!安達が宇宙人設定で司会まで巻き込んだ目茶苦茶な会話を繰り広げたり、相手に“仕事をさせない”などワールド全開だったり、植田演じる街の長老という設定のお客さんにウェイター役の廣瀬が一目惚れし見つめ合いムード満点のものなど、ここには書ききれないほど、とにかく場内は沸き返りまくるものとなった。


 4人による本イベントのための書き下ろし朗読劇の後には、ED『Prince Night~どこにいたのさ!? MY PRINCESS~』の4人での歌唱や、OP楽曲『しょっぱい涙』を歌う阪本奨悟がサプライズ出演し同曲を熱唱することも。


 そして最後は1人ずつメッセージが寄せられるものに。今後の展開の発表こそなかったが、それぞれ“再会”を信じて活動していくことを誓い、植田も、「僕達が届けられる機会があるなら全力で届けたいと思いますのでどうか待っていてください」と、呼びかけ拍手に包まれるなか終演を迎えていた。





 


 


 


 


 


 


 


 


 


 



 


 

情報提供元: News Lounge