舞台「笑う巨塔」製作会見が開催!


 舞台『笑う巨塔』製作会見が11日、都内で開かれ篠田麻里子(31)、松本享恭(23)、石井愃一(71)、梅垣義明(58)、かとうかず子(59)、鳥居みゆき(36)、片岡鶴太郎(63)、演出で俳優・宅間孝行(47)が登壇した。


 “タクフェス春のコメディ祭!”として、2012年の劇団・東京セレソンデラックスの最終公演作品にして映像化もされていない“幻”の作品『笑う巨塔』が6年ぶりに帰ってきた!作・演出はもちろん宅間が務めている。


 今回のキャスティングへ宅間は「濃いというかアクの強い人たちなので、けいこが心配です。お客様はみなさん期待していると思うんですけど、最大限に生かしていきたいと思うんですけど、あまり自由にやられると芝居にならなくなってしまうので、本当にけいこが心配で」と、いきなり不安を漏らす。


 それに呼応するように、鳥居が「ちゃんと稽古には行きますよ!」と言い出し、宅間は“そこからか”という雰囲気も漂いだすと、宅間も「記者会見で突っ走ってやるひとは初めてです」と苦笑いで、「鳥居さんは梅ちゃん(梅垣)に任せます」と、さっそくパスしてしまっていた。


 本作で初のコメディーに挑戦することとなったし篠田は、「私コメディーをあまりやったことがなくて、一生懸命やって笑われたいですよね」と、意気込み。共演者たちへは「バラエティに富んだ方たちなので転がされたいなと思っています。委ねられるというか、新たな自分を探せるのではという楽しみもあります」と、本舞台を楽しみにしているよう。


 一方、6年前には斎藤工が熱演した役を演じる松本は、緊張気味な面持ちで、「若いので全部出していきたいなって、23歳なので」と、初々しいコメントだったが宅間は「年賀状をくれたんです。23歳の若いイケメンなのでバシバシしごいてくださいと書いてあるかなと思ったんですけど、『お手柔らかに』と書いてあって(笑)。あっ、ビビってると思って、年賀状からそのディティール感が出てました」と、さっそく裏話が暴露され松本も照れ笑いだった。


 宅間の作品も前回公演の『ひみつ』を観たという篠田は「泣きながら笑ったり感情が動くのに忙しくて、それが一体化して舞台を一緒に作っているとおいうのがタクフェスと、それが一緒の参加型という感じです」と、分析。松本も、「『ひみつ』だけ舞台で観劇させて頂いたんですけど、お客さんが笑いながら泣いているのが体感できて」と、これまでに味わったことのない感情が沸いてきたそうだ。


 25年ぶりの舞台出演になるという片岡は、「宅間さんとは飲み友達で、舞台に出るとは思っていなかったので、25年ぶりに宅間さんから刺激を頂こうかと思って」と、参加を決めたそう。宅間も「鶴さんのキャラクター性が好きで」と、信頼を寄せているようだった。


 ほかにも今回の舞台げいこで楽しみなことはという話となると、篠田は「卵かけご飯の作り方。みなさんが卵かけご飯が舞台のけいこで出てくるときくんです。どんなものになるのか楽しみにしています」とも語っていた。


 また、この日、女優・浅野ゆう子が一般人と結婚したことも発表されたが、かつて作品で共演したことのある片岡は「良かったです。おめでとうございます」と祝福したり、プライベートでも食事をするという篠田は、祝福しつつ「よくご飯連れて行ってもらいますけどいま初めて知りました(苦笑)。やんちゃな感じというか、大先輩ですけど可愛らしいなと思うことが多いです」と、その様子を語っていた。


 舞台『笑う巨塔』東京公演は3月29日から4月8日まで東京グローブ座、愛知公演は4月13日から15日までウィンクあいち 大ホール、兵庫公演は4月17日から22日まで兵庫県立芸術文化センター阪急ホール、愛媛公演は4月24日にひめぎんホール サブホールにて上演!




篠田麻里子


松本享恭


 

情報提供元: News Lounge