DRUM TAO「万華響」公演へ向け抱負を語った


 和太鼓エンタテインメント集団『DRUM TAO(ドラム タオ)』が15日、東京・品川プリンスホテルClub eXでナイトエンタテインメントコンテンツ『Revolutionary New Drumming Entertainment in Tokyo 万華響-MANGEKYO-』ゲネプロを行い、迫力の仕上がりで報道陣を圧倒した。


 本公演は訪日外国人をターゲットに株式会社JTBコミュニケーションデザインと『DRUM TAO』が共同で企画・制作。ファッションデザイナーのコシノジュンコ氏が衣装を手がけていることでも話題だ。


 ゲネプロではDRUM TAOの伝統的かつ前衛的な迫力の和太鼓サウンドと、円形のステージを中心に映し出されるプロジェクションマッピングによる光の演出で、訪れた記者たちをを“万華鏡”の中にいるかのような幻想的な光景へと誘った。


 終演後にはDRUM TAOメンバーたちが囲み会見を開催。初日を前に、中田勝平は「日本全国だけではなく、世界中の方たちに、『DRUM TAOというすごいエンタテインメントをやっているぞ!』というのを広めていきたいですね」と、意気込む。


 その見どころについては、岸野央明から「日本的なものを意識していますが、そのまま表現するのではなく『DRUM TAO』としてアレンジしています。プロジェクションマッピングを使って日本の美しい景色とともに、この場所だけで日本というものを感じてもらえるように作っているので、楽しんでもらえれば」と、日本そのものを楽しめることだそうだ。


 コシノ氏が手がけた衣装へ、中田は「重そうに見られるのですが、動きを考えて作って頂いています」と意外と軽いのだそうで、相戸喜代子も女性用衣装へ「着物の襟の部分を意識してくれたり、生地や素材にもこだわって、体のラインが美しく出るように仕上げて頂いています」と、ポイントを。


 それら衣装に込められているさまざまな工夫が実現できたのも「稽古場にコシノさんがお越しいただいて、その場で裁断して、すぐに対応してくれたんです」と、岸野からその秘密が明かされていた。


 ほかにも、けいこ中のエピソードへは円形ステージならではの苦労もあったようで、岸野は「この円形ステージは位置がずれると、全然違うところにメンバーが行ってしまうんです」と、試行錯誤があったよう。それだけに、しっかりと仕上げられたことへ「自分たちが満足できるもので、またそれがお客さんも満足できるものをと思って作っています」と、充実の表情を見せていた。


 ナイトエンタテインメントコンテンツ『Revolutionary New Drumming Entertainment in Tokyo 万華響-MANGEKYO-』は16日から品川プリンスホテルClub eXにて上演!





 


 


 


 

情報提供元: News Lounge