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よく見聞きする「リンパ」。一言にリンパと言っても、リンパ液・リンパ管・リンパ節などがあります。
身体に約800あるといわれていて、細菌などを体に侵入させないようフィルターのはたらきがあります。
さまざまな場所に存在しますが、
などが、よく知られており、流れを良くするためにマッサージすることが多いリンパ節です。
体の細胞から出た老廃物などをリンパ液が静脈に運ぶのですが、リンパ管はそのリンパ液が通る管のようなもの。
血管と同じように体中に張り巡らされています。
血液は酸素や栄養を全身に送り届けるのが役割ですが、リンパ液は不要になったものを回収するのが役割です。
リンパ管はとても細いため、食生活の乱れや運動不足、疲れなどで水分が溜まりやすいといわれています。その結果、むくみの原因にもなってしまいます。
また、本来は体の外に排泄される老廃物がたまっている=体に必要な栄養や酸素が細胞に行き届かないため、代謝もスムーズにおこなわれなくなってしまいます。
代謝が落ちると、血流が悪くなったり痩せにくくなるため、ダイエット中の人はリンパ管のつまりには注意したほうが良いといえます。
いかがでしたか?1つでも当てはまる項目があれば、リンパがつまり気味かもしれません。
リンパ節は、
などに集中しています。やさしく、マッサージしてリンパの流れを良くしましょう。
いくつかの部位について、リンパマッサージをご紹介します。
手を軽く握り、耳の下あたりにつけ、上から下へマッサージする
夕方になると、耳下腺付近にあるリンパの流れが滞ることが多く、顔色も悪くなる原因の一つ。こまめにマッサージしてみましょう。
ただ強い力でマッサージするのではなく、優しくマッサージしてみてくださいね。
リンパマッサージは夜におこなうのがおすすめです。
リンパはゆっくりと時間をかけて流れていきます。皮膚の下にあるリンパ管の先から、鎖骨付近まで至るのに約半日かかるといわれています。
より効率よくリンパを流すためには、起きている状態よりも、横になった状態のほうがリンパが流れやすいといわれています。ペットボトルに入った水をイメージすると分かりやすく、ペットボトルを倒した状態のほうが水は横に流れますよね。リンパも同じ原理とのこと。
寝る前など、夜にマッサージの時間をとれない人は、入浴中におこなうのも良いですね!
リンパマッサージをおこなう際、より効率よくリンパの流れを良くするために、実践してみてくださいね。
コップ1杯で良いので、マッサージの前に水を飲むと、リンパの流れが良くなるといわれています。水を飲むと血液やリンパ液の濃度が薄まり、マッサージしたときに流れが良くなるとのこと。
ストレスから開放された状態でマッサージをすると、筋肉がゆるんでいるため体液の流れも良くなります。
音楽をかける・アロマを炊くなど、ストレスになることを考えない環境作りも大切です。
リンパマッサージで血流を良くして、老廃物を早く体の中から排泄するために、マッサージ後にも水分を摂取するようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。ダイエット中の人、リンパが詰まっているなと思う人は、ぜひリンパマッサージをしてみてくださいね。