日本独自の宿泊施設「カプセルホテル」。

近年ではラウンジやバー、

Wi-Fi などの設備が

充実した個性的でおしゃれなホテルが

多数登場しています。


カプセルホテルで外国人と共に快適に過ごせるよう

必要な単語やフレーズを見てみましょう!




今回は近年安価かつおしゃれで、外国人観光客にも人気のカプセルホテル編です。ちょっと軽く宿泊する位なら非常に便利なので、利用する日本人の方も増えてきたのではないでしょうか。表現や単語だけでなく実際の外国人宿泊者との会話例もあるので、カプセルホテルへ行く前にチェックしておきましょう!


カプセルホテルの部屋についての会話


もし、カプセルホテルの使い方に迷っている外国人を廊下で見かけたら、使い方を説明してあげると良いでしょう!


A : Hello, Can I help you?

こんにちは、何かお困りですか?


B : Does this capsule hotel have an air conditioner? My room is very cold.

このカプセルホテルにはエアコンありますか?部屋がとても寒いです。


A : Each room is equipped with an air conditioner. You can also get a blanket at the front desk.

全ての部屋にはエアコンが設備されています。フロントで毛布をもらうこともできますよ。


B : Thank you. I am freezing because it started to rain suddenly and I got drenched before coming here!

ありがとうございます。突然雨が降り出して、ここに来る前にびしょ濡れになったのですごく寒いんです!


A : That’s too bad. There is a public shower room on the 7th floor. You should take a shower to get yourself warmed up.

それはかわいそう。7 階に共用のシャワールームがあります。シャワー浴びて体を温めた方がいいですよ。


B : Oh, sounds perfect!

ああ、それはよかった!


A : Also, there is a laundry room at the end of the corridor in case you want to dry your clothes.

服を乾かしたければ、廊下の突き当たりに洗濯室があります。


B : That really helps. Thank you so much!

それは助かるよ。ありがとう!


単語解析と例文


is equipped with ~で「~が備わっている」という意味になり、ホテルや部屋、施設などの設備内容を説明する際に使います。withの後ろは備えられている名詞が入ります。


got drenched は「びしょ濡れになる」「ずぶ濡れになる」の意味です。同じような意味で「got soaked」も使えます。


get oneself warmed up は、「体を温める」という意味です。ここでの文章の意味は「体が温まるからお風呂を試してみてね」と訳すことができます。


at the end of ~は「~の突き当りに」という意味でで、ここでは「corridor =廊下」の突き当りになります。「廊下」は他にも hallway や passage、aisle などの単語があります。


in case you want to ~は、「~がしたい場合は、」「もし~がしたいならば」という意味です。注意すべき点は、in caseの後に主語と述語動詞が続く場合は、未来のことでも現在形にすることです。


That really helps. は、「それはとても助かります」と訳すことができます。ここでの help は目的語を伴わず、動詞のみで使う場合に「役に立つ」という意味になります。他の例として“I hope it helps.”「これが役立つといいのですが」というフレーズもよく使われます。


夜間の騒音トラブルの際の会話


カプセルホテルの部屋には通常ドアがなく、カーテンやブラインドで仕切られているだけの場合が多いです。また小さな部屋が並べられているだけなので、就寝時のいびきや騒音などに悩まされることも少なくありません。夜、眠れずに困っている外国人がいたらぜひ声を掛けてみてください。


A : Hello, are you OK?

大丈夫ですか?


B : Actually no. Someone is snoring so loud and I can’t sleep.

いいえ。誰かのいびきがうるさくて、寝れないんです。


A : Oh it happens all the time. You can get ear plugs at the front desk.

よくあることです。耳栓をフロントでもらえますよ。


B : Oh I did not know this. Thank you.

知らなかった。ありがとう。


A : You’re welcome. Hope you have a good night.

どういたしまして。いい夜を。


B : You too. Good night.

そちらこそ。おやすみ。


単語解析と例文


snoring は「いびきをかいている」という意味で、いびきをかく= snore の現在進行形です。


It happens. は「それはよく起こることだよ」「よくあるよね」という、ネガティブな事がよく発生してしまうよね、という意味が込められています。all the time を入れることで「頻繁に起こるよ」と相手に同情する気持ちをより強く伝えられます。


ear plusは「耳栓」という名詞です。


 


カプセルホテルの使い方は、通常のホテルと異なる場合も多く、初めての外国人のお客さんは戸惑うことも多いはず。ホテルの案内不足で困っている外国人の方がいたら、気軽に声を掛けて助けてあげるとよいでしょう!会話に花が咲いて、観光案内もできるかもしれませんよ。


 


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ライター/飯田

翻訳/飯田

校正/Shinichiro

画像/Helena Lopes, CC Licensed 


 


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情報提供元: ボイスチューブ
記事名:「 英会話 【カプセルホテル編】 外国人宿泊者と話してみよう!