ラグドールの3つの毛色の特徴

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ラグドールは全般共通してブルーアイでモッフモフの毛並みが特徴的ですが、実は生まれたばかりの毛は全身真っ白なんです。

色が出始めるのは生後数週間が経ってからで、数ヶ月かけて徐々に毛色が濃くなっていき、個々の毛色に完全に落ち着くまでに約2年を要します。

なので、子猫時の段階ではどんな毛色になるのかブリーダーさんでも分からない程なので、ラグドールを育てたい理由の一つとして飼い主さんは毛色の変化を楽しみたい方もいらっしゃるようです。

ラグドールの毛色には、主なタイプとしてカラーポイント、ミテッド、バイカラーの3種類があります。その特徴は次のようになります。

カラーポイント

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猫の被毛色で、「カラーポイント」と呼ばれるパターンは、体色がうすく末端(顔、耳、足、尻尾)に濃い色が付いていることが特徴です。この濃い色が出る部分は体温の低いところです。

ラグドールの毛色の特徴で、カラーポイントと呼ばれる毛色には次の種類があります。

他にライラック、レッド、クリーム、トーティ、フロストなどのポイントカラーがありますが、団体によって登録する色や標準が異なります。

ミテッド

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ミテッドはカラーポイントと同じですが、足、顎、胸が白くなっていてお腹周りには模様が入っていることが特徴の種類です。

顔の中心に濃い色が入る毛色の特徴はバーマンの猫種が基礎となっているためバーマンとラグドールはよく似ていると言われます。

シールミテッド・ブレイズが特徴のラグドールです。ブレイズは馬の「流星」にあたる鼻の白い星が特徴です。

バイカラー

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耳と顔が濃い色合いが特徴で、顔が「逆Vの字」と形容される日本で言うハチワレが特徴です。

バイカラーにはミッドハイ・ホワイト、ハイホワイト/バン、ハイミッテドのカラーバリエーションを加える人もいます。

ハイホワイトは、胴部が白で耳と尻尾に色が残る特徴があり、バンパターンと呼ばれます。

ターキッシュバンに特有の柄とされていましたが、ラグドールにもこの色がいます。

毛色は他にも…

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他にリンクス、レッドを色柄の種類として登録している団体もあります。

ポイントカラー・ミテッドとバイカラーの基本パターンに、白の縞模様が入る場合があります。この縞模様をリンクスといいます。


情報提供元: mofmo
記事名:「 ラグドールの毛色の特徴まとめ。画像と動画から見るラグドールの魅力をご紹介