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犬は群れで狩りをしますが、猫は単独行動つまり一匹で狩りをし獲物を捕まえます。明るい昼間は身を隠し、ひっそりとし、体力温存のために眠りについています。ターゲットととなる獲物は小動物や昆虫と猫より小さいとはいえ動きの面ではとても素早い生き物です。そんな獲物を捕らえるべき『必殺猫パンチ』は昼間、寝ている間に温存されたパワーによって瞬殺力がパワーアップされるのです。一匹で狩りをするねこちゃんにとってはムダにエネルギーを使うことなく楽にそして安全に狩りをするために十分な睡眠をとっている……これが野生の名残でねこちゃんの睡眠時間が長い理由の一つです。人に飼われる家ねこちゃんになり、狩りをする必要がなくなっても、眠って体力を温存すると言う習性だけは残っているのです。
◆ねこちゃんの眠りは浅い
睡眠には深い睡眠の ノンレム睡眠と、浅い睡眠のレム睡眠が交互に起こり脳と体を休めるといいます。ねこちゃんは睡眠時間は長いですが、睡眠の深さは非常に浅く、「レム睡眠」の割合が多いので、猫の眠りは浅めな状態になるのです。ですからねこちゃんの睡眠は『ぐっすり熟睡』というよりは、『うたた寝』という感じといえます。愛猫がぐっすり熟睡モードに入っていることが明らかなら、自分自身がねこちゃんに構ってもらいたいと思うのではなく、ねこちゃんの貴重な熟睡タイムを邪魔せずにゆっくり寝かしてあげてください。