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災害に備える「もしもプロジェクト渋谷」が始動、トークセッション「もしもカンファレンス」も配信


いつか起きる災害に備えるための「もしもプロジェクト渋谷」が、こくみん共済coop、一般財団法人渋谷区観光協会、一般社団法人渋谷未来デザインによって立ち上げられた。

「もしもプロジェクト渋谷」とは、暮らす人、働く人、遊びに訪れる人と多様な人が集う渋谷で、災害が起きる「もしも」の日のために何ができるかを考えて備える、防災・減災の普及啓発活動である。

5月1日(土)~5月14日(金)のGW期間には、プロジェクトの一環として、渋谷駅周辺でポスタージャックを行なうなど、様々なイベントが展開されている。

防災・減災をテーマとした「もしも展」、防災グッズのセレクトショップ「もしもストア」も実施される予定だったが、コロナウイルス感染拡大防止のため、開催は見送られ、オンラインで情報発信されることとなった。

5月1日(土)には、トークセッション「もしもカンファレンス」のオンライン配信も行なわれた。こちらのカンファレンスは4パートに分けられて、さまざまなゲストを迎えて防災について語られた。

第1回のテーマは「マイノリティデザインと防災・減災」。障害を持った人などの社会的マイノリティの人々が被災したときのことだけでなく、誰もが“防災マイノリティ”であるという視点で災害について語られた。

第2回のテーマは「もしもプロジェクトの未来に関して」で、防災・減災の意識を社会にどう根付かせるかが、語られた。

第3回のテーマは「復興に関して」。災害時には支援する側の「助けたい気持ち」と支援される側の「助けてほしい気持ち」にすれ違いが起きがちで、それに対してどう対応するかなどが語られた。

第4回のテーマは「企業の取り組み」で、Yahoo!とこくみん共済coopの実際の取り組みが語られた。

Yahoo!は、「Yahoo!天気災害」や「Yahoo!防災速報」が有名だが、助けたい人と助けられたい人をマッチングするプラットフォーム「Yahoo!ボランティア」などの取り組みも行なっていることが紹介された。

こくみん共済coopは、時代ごとの社会課題に注目していて、災害に対する取り組みも行なっているという。1995年の阪神大震災と2011年の東日本大震災においても、困難に見舞われた組合員のために様々なサポートを実施したことが紹介された。

全4回のカンファレンスを通じて感じられたのは、防災・減災についての意識を持つことの重要性だ。カンファレンスの模様は、アーカイブが残されているので、プロジェクトの公式チャンネルで視聴することが可能だ(https://www.youtube.com/channel/UCthCsIrf_NKJ0bu3rcs1k8g)。災害について考える第一歩として、ぜひチェックしていただきたい。

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