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東急Re・デザインが、コロナ禍に対応した新しいオフィスを「ライブオフィス用賀」で提案


東急不動産ホールディングスグループの東急Re・デザインが、働き方改革とコロナ禍に対応した実証型オフィス「ライブオフィス用賀」を東京都世田谷区用賀にオープンさせた。一般見学受付に先立って、メディア向けの内覧会が12月1日に実施された。

リフォーム事業を手がける東急Re・デザインが開設したライブオフィス用賀では、同社の社員が実際に勤務している。オフィスとして使用することで、「これからの働き方」と「オフィスの在り方」を検証していくという目的があり、それと同時に一般見学も行なうことでショールームとしても活用していく。

ライブオフィス用賀のプロジェクトは、2019年に始まった。同年1月に働き方改革プロジェクトが始動。出社率などの就業実態を調査する、オフィスサーベイを実施した。同年7~9月には社内でオフィスデザインのコンペも行われた。

2019年10月からは社内におけるフリーアドレスを開始。これによって、オフィス内で席が固定されない自由席のスタイルへと変化した。12月にはPCモバイル化、社内Wi-Fi化も進められたが、2020年に入りコロナ禍が発生。計画は大幅に変更されることになった。

目的ごとにオフィス内のスペースを分割

2020年8月から改修工事が行われ、9月から新オフィスとして使用され始めたライブオフィス用賀には、様々なコロナウイルス対策が盛り込まれている。たとえば、出入り口が自動ドア化されたりタッチレス水栓が導入されたりして、非接触化が進められた。また、入館時の管理システムによって顔認証を行うだけでなく、体温も測定され、マスクをしていない人は入館できないようになった。

前述のようにフリーアドレスによってオフィス内は自由席になったが、コロナ禍以降の新しい働き方を追究するため、オフィス内のレイアウトはさらに柔軟なスタイルに進化した。働く人が、より自由に働く場所を選べるようになったのだ。

オフィス内は目的ごとにスペースが分けられ、働く人が自分の目的に合った場所を選び、より効率的に働くことが可能となった。業務内容に適した場所・環境を選べるようになることで、生産性の向上も見込まれている。

プロジェクトを進めるメンバーが集まるためのエリアにも工夫がこらされている。こちらのエリアに置かれた机は、組み合わせて使えるようになっていて、組み合わせ方を変えるだけで、様々な人数で利用ができる。たとえば、掲載した写真の中央では、三角形の形に組み合わされているが、奥に写っているものは円状の組み合わせとなっている。

WEB会議の機能も充実することになった。オフィス内にはWEB会議用のブースが設けられていて、そのブースは、1人用、2人用、4人用と複数あり、状況によって選ぶことが可能だ。

この他に、1人で作業に没頭するためのスペース、打ち合わせのためのスペース、資料やサンプルを閲覧するためのスペース、井戸端会議のためのコミュニケーションラウンジなども用意されている。

まずはしっかりとした社内調査が必要

コロナ禍などの時代の変化に対応するために、オフィスを見直したいと考えている企業も多いことだろう。東急Re・デザインの担当者によると、適切なオフィスの在り方は社風や業態などによっても変わってくるので、まずは社内においてしっかりとオフィスサーベイ(就業実態などの調査)を行なうことが重要だという。

ライブオフィス用賀では、法人の見学を受け付けているので、実際にオフィスを見ながら検討するのもひとつの方法だろう。見学は完全予約制なので、事前の問い合わせが必要だ。

東急Re・デザイン スペースパートナー事業ユニット ライブオフィス用賀

所在地:東京都世田谷区用賀4-10-2 世田谷ビジネススクエアHills Ⅰ 2F

問い合わせ窓口:sp_office@tokyu-rd.jp 03-5797-0700(土日祝をのぞく10-16時)

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