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武蔵小杉駅前を歩行者天国化!“居心地のよいまち”のための社会実験



武蔵小杉駅周辺で“居心地がよいまち”を作るため、神奈川県川崎市中原区が歩行者天国を利用した社会実験を行なった。



実験が行われたのは、11月7日(土)と8日(日)の2日間。武蔵小杉駅近辺の住宅と商業と公共公益の複合施設である「Kosugi 3rd Avenue(コスギ・サード・アベニュー)」の完成のタイミングに合わせる形で実施された。



武蔵小杉駅南口前の市道小杉町21号線を歩行者天国にして、近隣住民や通りすがりの人々に思い思いに楽しんでもらい、その感想をアンケートで調査する他、歩行者天国が与える交通量への影響などを調査したのだ。



今回の実験を担当した中原区の担当者によると、武蔵小杉駅周辺エリアでは以前から「休憩できる場所が少ない」「子供を安心して遊ばせられる場所が少ない」といった声があったという。




こうした声に応える形で、歩行者天国内において、ゆっくりとくつろげて、子供たちが遊べる場所が提供された。



「食べるゾーン」「遊ぶゾーン」「学ぶゾーン」




歩行者天国は「食べるゾーン」「遊ぶゾーン」「学ぶゾーン」と、3つのゾーンに分けられた。「食べるゾーン」にはイスとテーブル、コタツなどが置かれ、近くのお店で購入した食べ物を食べることができた。




「遊ぶゾーン」には裸足で駆け回れる芝生マットが敷かれた他、道路では白いガムテープを貼り付けて自由に“落書き”することができた。




「学ぶゾーン」では、中原図書館から提供されたリユースの本や雑誌を自由に読んだり持ち帰ることができた。また、武蔵小杉駅周辺の過去と今の様子が見られる写真も展示された。



若いファミリー層に強くアピールした



幅広い年齢層の人々が歩行者天国を楽しんでいたが、子供たちが自由に遊べる「遊ぶゾーン」が特ににぎわっていた。駅周辺のタワーマンションに住むファミリー層など、若い層が多いエリアであり、前述のとおり「駅周辺で子供が遊べる場所が少ない」という声もあったため、若いファミリー層に強くアピールするものとなったようだ。




歩行者天国を楽しんだファミリー層からは、「子供たちがのびのびと遊ぶことができた」「道路に座り込んだり、思いっきり走ったりと、普段の生活ではできないことができた」といった感想が寄せられたという。



今回の社会実験は第一弾の試みであり、利用者の反響などを踏まえて、“居心地がよいまち”を作るための次の試みも検討しているという。


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