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【外国人観光客の少ない国ランキング】3位モントセラト・2位キリバス・1位は?


日本には多くの外国人観光客が訪れており、観光地では地域住民や環境などへの悪影響が出ています。世界では人気観光地のオーバーツーリズムが問題となっていますが、せっかくの見どころも、人が多すぎては、なかなか楽しめないということもありますよね。では、世界で外国人観光客の少ない国はどこでしょうか? 国連世界観光機関(UN Tourism)の2022年のデータをもとに作成した「外国人観光客の少ない国ランキングトップ10」を紹介します(データのない国は含まれていません)。
ツバルの航空写真

1位 ツバル


ツバル
1位はツバル。南太平洋、ポリネシアの最西端に位置する9つの環礁からなる島国です。面積は約26平方キロメートルで、東京都品川区とほぼ同じの土地に約1万人が住んでいます。海面上昇や地盤沈下などによって、洪水や海水の浸水が起こっており、その対策が課題となっています。

美しいサンゴ礁や透明度の高い海が魅力ですが、観光開発は進んでいないので、自然の中でゆっくり過ごせそうです。

ツバル政府観光情報サイト(英語)
https://www.timelesstuvalu.com/

2位 キリバス


キリバス
2位のキリバスも太平洋にあり、約33の珊瑚礁から構成されています。美しいビーチや豊かな海の生態系が観光客を魅了する島国です。釣りやサーフィン、ダイビング、シュノーケリングといった海のアクティビティが楽しめます。バードウォッチングやアイランドツアーも可能です。

キリバス政府観光局(英語)
https://www.kiribatitourism.gov.ki/

3位 モントセラト


モントセラト
3位のモントセラトは、カリブ海の小アンティル諸島に位置する火山島で、イギリスの海外領土です。スフリエールヒルズ火山や、火山に埋もれたゴーストタウン・プリマスといった見どころのほか、1980年代のポップミュージックのアルバムが多数録音されたヒルトップ コーヒー ハウス アンド ウェルカム センターとなど観光スポットもあります。

モントセラト観光局
https://www.visitmontserrat.com/

4位 ソロモン諸島


ソロモン諸島
4位は、太平洋に浮かぶ大小992の島々でできている小さな島国ソロモン諸島。太平洋の島々の中でも人口密度が低く、人の手が入っていない天然の熱帯雨林と広大な珊瑚礁が広がっているのが特徴です。

ダイビングスポットとしても知られるほか、トリバネアゲハ(世界最大の蝶)やツカツクリ(地熱を利用して卵を孵化させる鳥)といった生物も観察できます。また、ソロモン諸島の人々は親日的だともいわれています。

ソロモン諸島政府観光局日本事務所公式サイト
https://visitsolomons.or.jp/

5位 パラオ


パラオ
太平洋のミクロネシア最西端に位置する島国パラオが5位。青い海と美しいビーチが広がり、シュノーケリングやダイビングが楽しめます。国土の約75%が原生林とマングローブ林で、100 種を超える植物種と鳥類が生息しており、約3分の1はこの島の固有種だそうです。

歴史や文化を学ぶガイド付きツアーや、博物館見学、職人に伝統的な木彫りを学ぶ体験クラスなど、さまざまな文化体験も可能です。

パラオ政府観光局
https://pristineparadisepalau.com/

6位 トンガ


トンガ
6位のトンガは、南太平洋のポリネシアに位置する176の島からなる国。ザトウクジラが出産のために訪れることで知られており、ホエールウォッチングやホエールスイムが人気です。ダイビングやシュノーケリングでは、イルカやウミガメに1年中出会えます。

また、日本の皇室とトンガ王室には長年の親密な交流があり、トンガ政府が日本語教育やそろばん教育を取り入れていることなどから、親日的です。

トンガ政府観光局
https://tongatourism.travel/

7位 ブータン


ブータン
ヒマラヤ山脈に位置するブータンが7位。国土の大半が2,000m以上という山岳国家で、自然の美しさや伝統文化が豊かな国です。「幸せの国」としても知られ、独自の価値観や伝統が残る国として注目を集めています。

寺院やゾン(城塞)、伝統的民家といった建築物や、宗教的なお祭りなど文化に触れたり、民家でのホームステイを楽しんだりすることも可能。持続可能な観光開発に力を入れているため、1人1泊あたり100米ドルの観光税がかかります(2024年5月時点)。

ブータン政府観光局(英語)
https://bhutan.travel/

8位 バヌアツ


バヌアツ
8位のバヌアツは、南太平洋に位置する約80の島から構成される島国です。自然の温暖な気候や美しいビーチが魅力的で、手付かずの熱帯雨林でのトレッキングやヤスール火山への登山、ダイビングなど、さまざまなアクティビティが楽しめます。

また、バンジージャンプは、バヌアツのペンテコスト島で行われていた成人の儀式が起源といわれており、バンジー発祥の地へのツアーも行われています。

バヌアツ政府観光局(英語)
https://www.vanuatu.travel/en/index.php

9位 ブルネイ


ブルネイ
9位は東南アジアの小国ブルネイです。国民の約80%がイスラム教徒で、「オマール・アリ・サイフディン・モスク」(オールドモスク)や「ジャメ・アスル・ハッサナル・ボルキア・モスク」(ニューモスク)をはじめとするモスク、王宮などの建築物が見どころ。石油と天然ガスなどの資源に恵まれており、豊かさを象徴する豪華絢爛な装飾が特徴です。

ブルネイ政府観光局
https://jp.bruneitourism.com/

10位 サモア


サモア
南太平洋の中央に位置する国サモアが10位でした。古代から受け継がれた伝統と現代が共存している国です。シュノーケリングなどのマリンアクティビティはもちろん、滝巡りをしたり、市場を散策したり、伝統舞踊や教会の讃美歌を堪能することもできます。

サモア政府観光局(英語)
https://www.samoa.travel/

「観光客の少ない国ランキングトップ10」を紹介しました。観光客の少ない国々にはそれぞれの魅力があり、穴場スポットや現地ならではの体験が楽しめます。必ずしも行きやすいところばかりではありませんが、次の旅の計画には、このランキングを参考にしてみてはいかがでしょうか。

[出典]
Global and regional tourism performance – UN Tourism

[参考]
国際機関太平洋諸島センター
外務省

[All photos by Shutterstock.com]


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