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【台湾情報】雲林発のゼリーブランドと老舗かき氷店がコラボ。組み合わせの妙を楽しんで。


はじめに

台湾の中部にあり、農業首都とも台湾の台所とも呼ばれる雲林。農業王国の強みを生かすべく誕生したゼリーブランド「吃果籽Jeagueijih」は、創立から11年。新鮮な果物をふんだんに使った贅沢なゼリーは、雲林を代表するスイーツのひとつとして知られるようになりました。この人気プランドが創業52年のかき氷店「林松雪冰果室」とコラボレーション。雲林の人々に愛される新旧のスイーツの掛け合い、その新鮮な試みに注目が集まっています。 南国の恵みを凝縮!果実感いっぱいのゼリー&プリン。

南国の恵みを凝縮!果実感いっぱいのゼリー&プリン。

嘉義から高雄をまたぐ嘉南平原を擁する雲林。さまざまな農作物が育つ土地には、さまざまな美食が生まれます。廖憲平CEOが率いる豐喜食品による「吃果籽Jeagueijih」もそのひとつ。“豊富、美味、天然、健康”というモットーのもと、果実感あふれる果汁こんにゃくゼリー、フルーツプリンを全台湾に送り出しています。ブランド名には“果物を食べ、その木を敬う”ということわざが表す、自然への感謝の気持ちが込められていて、台湾産の新鮮な果物にこだわり、防腐剤と合成着色料は無添加、子どもから大人まで、安心して食べられる健康品質を堅持しています。 3代目が切り盛りする老舗かき氷店とのコラボレーションが実現。

3代目が切り盛りする老舗かき氷店とのコラボレーションが実現。

このゼリーブランド「吃果籽Jeagueijih」とコラボレーションしたのが「林松雪冰果室」。雲林の斗南地区で半世紀以上にわたって親しまれているかき氷の名店です。路地に構えた小さな店舗ですが、台湾の人々になじみ深い果物を使った数々のメニュー、伝統的な手法を守り続ける精神は「吃果籽Jeagueijih」と通じるものがあり、この企画が実現しました。

「林松雪冰果室」の歴史は、1956年に立ち上げた果物店から始まります。お店は廖雪おばあちゃんと林松國おじいちゃんに引き継がれ、果物そのものだけでなく、ジュース、カットフルーツ、氷菓も取り扱うようになり、1968年には「阿雪冰果室」をオープンさせます。初代の店主・林松國氏から2代目の林至賢氏へ、そして3代目の林哲瑋氏へと林宛亭氏に引き継がれた際、店名を「林松雪冰果室」に改名。この新しい店名は、初代である祖父と祖母の名前から一字ずつ取ってつけられています。

素朴な雰囲気の「林松雪冰果室」でいただけるのは、昔ながらの製法にこだわり、手間隙かけて作られるものばかり。自家製ドリンクの梅ピネガーとレモンビネガー、特製ダレをかけていただく生姜トマト、牛乳と蒸留水で作る氷“綿綿冰”は、いずれも必食の看板メニュー。氷菓もジュースも、台湾フルーツの味わいが濃厚に感じられると人気です。
注目のコラボレーションは、味も見た目も斬新!?

注目のコラボレーションは、味も見た目も斬新!?

今回の「吃果籽Jeagueijih」とのコラボについて、林宛亭氏は「豐喜食品は雲林の誇りといえるメーカーで、とても光栄に思います。果汁こんにゃくゼリーとフルーツプリンが『林松雪冰果室』の人気メニューと融合すれば、これまでにない新しい食感を楽しんでもらえますね」と語る。台湾産の素材の魅力を存分に味わえること間違いなし。期待が高まるコラボの誕生です。 「林松雪冰果室」がオススメするコラボデザートとは?

「林松雪冰果室」がオススメするコラボデザートとは?

イチオシは、マンゴーかき氷+マンゴープリン。「吃果籽Jeagueijih」の一番人気のフルーツプリンは、最も多いもので果物含有量が50%にも及び、口の中に広がる濃厚な香りと果肉感がポイント。マンゴーかき氷のシーズンが来たなら、迷わずマンゴープリンをオン! 弾力あるプリンの歯応えと果汁がはじけるフレッシュマンゴーが織りなす多層的な食感は、口福そのもの! 果汁こんにゃくゼリー+かき氷、あるいは八寶かき氷。

果汁こんにゃくゼリー+かき氷、あるいは八寶かき氷。

台湾初のプッシュ式個包装の「果汁こんにゃくゼリー」は、グアバ、レモン、マンゴー、イチゴ、パッションフルーツ、ライチ、柑橘、ヨーグルト味などがあり、つるっと口に入る滑らかさが特徴。冷やすことでより美味しくいただけることから、かき氷との相性は抜群です。牛乳と蒸留水で作った、完全手作りのふわっふわのかき氷・“綿綿冰”にゼリーをのせたら、パッションフルーツジュースをかけ、クランベリーと自家製の梅干しをトッピング。甘酸っぱさが重なり合った、爽やかなデザートに仕上がります。

もうひとつのおすすめは、台湾流の具だくさんのかき氷“八寶冰”とのコンビネーション。緑豆や小豆などの豆類、仙草といったヘルシーな甘味をたっぷりトッピングしたかき氷にこんにゃくゼリーをプラスすれば、食べ応えは満点です。
フルーツとして楽しむ生姜トマトは、飲むゼリーと一緒に。

フルーツとして楽しむ生姜トマトは、飲むゼリーと一緒に。

“飲む果物”として人気の飲むゼリー「吸凍飲」は、ブンタン、オレンジ&パイン、台湾みかん&パッションフルーツの3種類で、もちっとした口当たりと滑らかな喉ごしが好評です。「林松雪冰果室」が提案するのは、看板メニューの生姜トマトとの組み合わせ。生姜トマトとは、すりおろし生姜を醤油と砂糖で煮込み、天草などの漢方食材で調味した特製ダレを黒葉トマトにかけた一品。トマトをフルーツとして食す台湾ならではの新鮮な味わいを、飲むゼリーと共に楽しんで。 また、「吃果籽Jeagueijih」のギフトセットに入っているバウムクーヘン、パイナップルケーキなどの焼き菓子には、「林松雪冰果室」のパパイヤミルクがマッチするそう。もちろん、他のフレッシュフルーツジュースを選んでも。

おわりに

子どもの頃、誰しも一度は、冷蔵庫のジュースやゼリーでオリジナルデザートを作ってみたことがあるはず。このコラボレーションは、そんなふうに組み合わせの妙を見つけて楽しむ試みといえるかも。雲林に出かけた際には、「林松雪冰果室」で、ひととき童心に帰って、台湾フルーツの新しい味わい方を見つけてください。

◆林松雪冰果室
住所:雲林縣斗南鎮中正路157號

電話:+886-5-5973-534


豐喜食品 吃果籽Jeagueijih
電話: +886-5-557-1296
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