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【台湾情報】南投の山あいに建つ宮殿ホテルに癒される人多数。いざ台湾唯一の山岳リゾートへ


はじめに

外出がままならない昨今、人々が渇望しているレジャーといえば、自然を存分に満喫できる旅。観光農場や森林公園などは開放されるやいなや予約が殺到するほどの人気ぶりです。そんな人々のニーズにぴったりなのが、台湾中部の南投にある宮殿風ホテル「溪頭米堤大飯店(ル ミディ ホテル)」。海抜1000メートル超の山あいに位置し、隣接する滝がもたらすマイナスイオンと豊かな緑が放つフィトンチッドによる癒しを求める人々が絶えない、心身に優しいホテルです。 山あいに佇む宮殿、それは人々に癒しをもたらすホテルでした。

山あいに佇む宮殿、それは人々に癒しをもたらすホテルでした。

海抜1250メートルの山中に突如と現れる宮殿。それはまるでおとぎ話の一場面のよう。南投の溪頭森林遊楽区近くにある「溪頭米堤大飯店(ル ミディ ホテル)」は、台湾唯一の山岳リゾート。中台湾で最も美しいホテルと称されるその佇まいは、圧巻の一言です。春先には蛍が舞うほどの自然環境、そして自然の大きな力によって生まれた愛の伝説…ホテルの魅力を語るエピソードは枚挙にいとまがありません。 揺るがぬ愛を体現する一対の獅子、地元に伝わる感動的な物語とは。

揺るがぬ愛を体現する一対の獅子、地元に伝わる感動的な物語とは。

では、気になる愛の伝説についてお話ししましょう。物語の主役は、ホテルの入り口に鎮座する一対の獅子の石像。設置当初は数メートル離して置かれていましたが、2001年のトラジ台風の土石流によって漂流。ところが、台風一過に発見された際には、2頭がぴったり寄り添うように並んでいたのでした。人々はその姿に心を打たれ、揺るがぬ愛情を象徴する像として婚約のセレモニーを執り行い、獅子たちが見守る庭に願い事の成就を占う池「愛在米堤」を造りました。手を洗い清めた後、獅子たちに向かって願いを念じ、池に背を向けてコインを投げ入れ、池の真ん中にある赤いハート型に入ったならば、願いが叶う…と言われています。 そこに広がるのは眩いばかりの空間。芸術的価値の高い調度品がズラリ。

そこに広がるのは眩いばかりの空間。芸術的価値の高い調度品がズラリ。

宮殿風の豪華な建物にも圧倒されますが、一歩足を踏み入れてさらに驚くのが、博物館と見紛うばかりのインテリア。ルイ14世時代の栄華を彷彿とさせる調度品が所狭しと並んでいます。エントランスロビー、階段、B3フロアの美術館…ひとつひとつの空間に芸術的価値が高く、また歴史的意義のある家具を配置。偉大な工芸品を間近で鑑賞できる贅沢は、まさに現代の風雅といえるでしょう。

さらに贅沢なのが、最高密度のマイナスイオン環境です。隣接する滝付近、そして山の湧水をたたえたプールの周りには百万個単位のマイナスイオンが計測できるそう。朝と午後には、このプールサイドで“マイナスイオン体操”を実施。太陽の光のもと、マイナスイオンをたっぷり含んだ空気を胸いっぱいに吸い込みながら体を動かすひとときは、最高の気分転換に。リフレッシュといえば、山の中では珍しい大型プールも見逃せない設備。清らかな山の湧水に身を委ねて泳ぐ心地よさは格別です。 客室内でも驚きの数値。マイナスイオンが溢れる空間で癒しの滞在。

客室内でも驚きの数値。マイナスイオンが溢れる空間で癒しの滞在。

部屋に戻っても、この爽快さは続きます。これはホテルが多額の投資をし、新鮮な外気を取り込むための空調システムが整えられているから。室内でも数10万単位に達するマイナスイオンが漂っているというから驚きです。ちなみに、近隣の溪頭公園の数値が3000〜4000程度であることを考えると、いかに得難い贅沢であるかがわかります。

客室は243室あり、昼と夜とで表情を変える素晴らしい景色が堪能できます。ダブル、デラックスビュー・ダブル、トリプル、デラックス・クアッドと多様なニーズに対応。全室ともバスタブを完備。清らかな湧水のお湯にゆったり浸かってリラックスできます。 お子様連れなら、キッズが喜ぶテーマルームへ。

お子様連れなら、キッズが喜ぶテーマルームへ。

上記タイプ以外にも、6人まで泊まれる親子テーマルームを用意。客室内には、キッズ仕様のデコレーション、寝具、洗面用具、スリッパ、そして家族で“星空の下のキャンプ”ごっこが楽しめるミニテントが備えられていて、みんなが笑顔になること請け合いです。プレイスペースでは、さまざまな遊具がスタンバイ。また、バリアフリー環境も整っているので、祖父母世代との宿泊も安心です。 味の決め手は “米堤好水”。良質な水が引き出す旨味に舌鼓。

味の決め手は “米堤好水”。良質な水が引き出す旨味に舌鼓。

また、水質にこだわり、水源ごと買い取って引いている「米堤好水」で作られる料理やお茶がいただけるのも、このホテルに泊まる醍醐味のひとつ。喫茶室「談天茶坊」では、阿里山高山金萱茶、金萱茶紅茶の爽やかな香りと後味を楽しんでください。西洋レストラン「米勒西餐廳」、中華の「清苑中餐廳」では、ご当地食材を使った美食が味わえます。アフタヌーンティーをいただくなら、さつまいもケーキは必食。お土産としても大好評の看板メニューです。

他にはない数々の魅力を備えた山岳リゾート「溪頭米堤大飯店」。訪問が可能になった暁には、ぜひ極上のリフレッシュ体験を。

◆溪頭米堤大飯店(ル ミディ ホテル)
住所:南投縣鹿谷鄉內湖村米堤街1號
電話:+886-49-261-2222、+886-49-261-2211
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