はじめに
言わずと知れた大阪の中心地にある道頓堀。
道頓堀に行ったことがある人はいるかもしれませんが、この川について詳しく知っているでしょうか？
道頓堀のなりたちと、改めて知りたいその魅力についてご紹介します。
大阪のシンボルの歴史、道頓堀はこうしてできた！
まずは道頓堀の歴史についてご紹介します。
その始まりは1612年、江戸時代のことです。南端が堀止となっていた東横堀川と西横堀川を結び、木更津川に注ぐ川として工事がはじめられたと言われています。
かつてはこの道頓堀川に芝居小屋があり、歌舞伎や人形浄瑠璃が演じられていましたが、1707年の安政南海地震の被害を受けて、なくなく芝居小屋を下ろす結果になってしまいました。
繁華街ももちろんだけど、川歩きもできます！
道頓堀といえば、その煌びやかな繁華街が有名。
有名なグリコの看板やかに道楽のライトアップなど、この地ならではの景観を楽しむことができます。
でもせっかく道頓堀に来たのならもう少し「川」に関することを体験してみませんか？
道頓堀川では、日本橋と浮庭橋間の間で「とんぼりリバーウォーク」という川歩きが行われています。川沿いの遊歩道を歩きながら、大阪の街をもっと知っていきましょう！
芸能の街、｢ミナミ｣を満喫しよう！
道頓堀のある大阪ミナミは「芸能の街」として知られています。
ここでは、芸能に関するスポットをご紹介します。
まずは「国立文楽劇場」。夢見席という安い席も販売されているので、気軽に体験できます。
「大阪松竹座」はOSK歌劇団や歌舞伎など、日本ならではのお芝居を楽しめる劇場です。そして「トリイホール」は日替わりで演劇や落語などが行われている劇場です。
お笑い好きな人には、「なんばグランド花月」で大笑いするのもおすすめですよ。
大阪に行ったらぜひ訪れたい「道頓堀」への行き方
では最後に、道頓堀への行き方をご紹介します。
道頓堀は、繁華街だけあって電車でのアクセスが非常に便利です。地下鉄御堂筋線、四ツ橋線、千日前線、近鉄のなんば駅を降りてすぐが繁華街となっています。
車で行く場合は駐車場に困るかもしれませんが、阪神高速道路15号堺線の湊町の出口を降りてすぐです。歩行者が多いので注意しましょう。
おわりに
大阪ミナミの楽しみ方は、繁華街を歩くだけではありません。
道頓堀に注目して、川を眺めながら一度街歩きをしてみましょう。
新しい大阪の魅力が見えてくるかもしれません。
