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中国で人気の「L」。メルセデス・ベンツの新型Cクラスにもロングホイールベース版が登場【上海モーターショー2021】


中国では、Dセグメントセダンのロングホイールベース車が人気だ。メルセデス・ベンツも先代Cクラスにロングホイールベース仕様のLモデルを設定していたが、新型が上海モーターショーでアンベールされた。

ステイタスを感じさせるロングホイールベースモデルは中国で大人気!

メルセデス・ベンツは上海モーターショーで新型Cクラスのロングホイールバージョンを発表した。

上海モーターショーで発表されたメルセデス・ベンツCクラスのロングホイールベースバージョン。

中国ではロングホイールベースバージョン、いわゆる「L」モデルの人気が高い。ホイールベースが長くなった分、後席の足元空間が広くなっており、ちょっとしたステイタスを感じさせるモデルとなっているようだ。。そうしたLモデルはメルセデス・ベンツCクラスをはじめ、BMW 3シリーズやアウディA4、ジャガーXEにも設定されている。だから、上海モーターショーで新型CクラスのLモデルが発表されるのは自明の理だったというわけだ。




このモデル、スペックなどの詳細は未発表で、どれくらいホイールベースが延長されているかは不明。先代は80mm延長されていたのだが、新型はどうだろうか。

新型のメルセデス・ベンツCクラスL。先代はホイールベースが80mm延長されていたが、新型のスペックは未発表。Cピラーに「L」のエンブレムが与えられているのは先代同様だ。

メルセデス・ベンツCクラス(ノーマルホイールベースバージョン):全長4751mm、全幅1820mm、全高1438mm、ホイールベース2865mm。上のLモデルと比べると、リヤドアが短い(というか、こちらが普通なのだが...)。

新型では足元のスペースが広くなったことに加えて、ラグジュアリーなヘッドレストや広い収納スペースが内蔵された大型アームレスト、USBポート、カップホルダーなどの装備が備わる。さらにコンフォートサスペンションの採用や遮音性の向上により、後席の乗員に快適な空間を提供している。

足元スペースが拡大されたCクラスL。

アームレストが大型になったほか、ヘッドレストもラグジュアリータイプとなる。

縦型の大型センターディスプレイや、ジェットエンジンのようなエアベントなど、インパネの眺めはノーマルと共通だ。

中国だけでなく、日本でもこうしたロングホイールベースバージョンは人気が出るような気がするのだが…。

上海モーターショーで新型Cクラスのロングホイールベースを発表するダイムラーAG取締役会メンバーの中国担当、フーバータス・トロスカ氏。

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