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アウディが旗艦SUV「Q8」のプラグインハイブリッド仕様を欧州市場に導入。システム総合462ps版と381ps版の2機種を設定


10月13日、アウディは旗艦SUVの「Q8」に、プラグインハイブリッドパワートレインを搭載した「Q8 TFSI eクワトロ」を設定し、欧州市場に導入すると発表した。ドイツでの価格は7万5351.26ユーロ(約938万円)から。

EVモードにおける航続距離はWLTPサイクルで最大47km

プラグインハイブリッドパワートレインは、340ps/450Nmを発揮する3.0ℓV型6気筒ターボエンジンと100kW(約136ps)を発するモーター、そして8速AT(ティプトロニック)を組み合わせる。




このパワートレーンは2機種設定され、上級の「60 TFSI eクワトロ」はシステム総合で462ps/700Nmを発生。0-100km/h加速タイムは5.4秒をマークする。一方「55 TFSI eクワトロ」はシステム総合で381ps/600Nmを発揮し、0-100km/h加速は5.8秒。いずれも最高速は240km/hでリミッターが作動する。

バッテリーのエネルギー容量は17.8kWhで、EVモード走行における最大航続距離は60 TFSI eクワトロで45km、55 TFSI eクワトロでは47km(いずれもWLTPサイクル)をマーク。電気モーターだけの駆動による最高速は135kmに届く。

ハイブリッドモード走行時は「オート」「ホールド」「チャージ」の3つの運用モードで構成。オートはハイブリッドシステムが最適なドライビングタイプを自動的に選択。低速では電気モーターのみ、高速ではエンジンをおもに稼働させ、多くの場合は組み合わせて走行する。ホールドではバッテリーの充電状態をできるだけ保ち、チャージでは運転中にできるだけバッテリーを充電する。

「プレディクティブ・エフィシェンシー・アシスト(予測効率アシスト)」は、プラグインハイブリッドパワートレインを搭載するQ8の重要なシステムだ。運転中にドライバーがアクセルペダルから足を離すと、その時の走行状況に応じてコースティング(惰性走行)機能が働くか、電気モーターを介して減速エネルギーを回収するかを車両が決定する。同社の発表では、コースティング状態だけでも最大25kWの電力を取り戻すことが可能で、さらに、搭載される回生ブレーキは最大で80kWの電力を回生させることができるという。これらの電力回生作業を、ドライバーの特別な操作なしに自動的に行い、できるだけ電力を回生してくれるのがこのシステムの特徴となる。

アダプティブクルーズアシスト(オプション)を作動させると、減速時だけでなく加速時にも予測効率アシストが作動。オフにするとドライバーがアクセルペダルから足を離すのに適したタイミングをメーターに表示して知らせてくれる。オプションでヘッドアップディスプレイを装備した場合は、そちらにも表示される。

その他装備面では、Sラインエクステリアパッケージのほか、マトリクスLEDヘッドライトやレッドブレーキキャリパー、21インチホイール(タイヤサイズは285/45R21)といったアイテムが標準装備され、スポーティなルックスを実現している。

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