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新しいアイデアで新型コロナウイルスに真っ向勝負!


新型コロナウイルスによって外食はもちろん、外出さえ控えなくてはならない事態となっているが、そんな状況を受けて好調なのがデリバリーサービスだ。特にUber Eats(ウーバーイーツ)などが有名だが、そんなデリバリーサービスに付加価値を付けた新しいアイデアが話題となっている。なんと全日本選手権のライダー本人がレーシングスーツ姿でお届けしてくれるデリバリーサービスだ。

全日本ライダーが自宅に届けてくれるなんて、夢のようなサービスだ。

オートバイの全日本選手権も新型コロナウイルスの影響を受け、2020年は開幕戦の鈴鹿、第2戦の茂木、第3戦の菅生までの延期決定しており、それに付随する走行テストやスクールなども軒並み中止と、2輪のレース活動も非常事態となっている。

そんな非常事態にも負けず、誰も思いつかなかったアイデアで戦っているのが武田雄一選手だ。なんとホンモノのレーシングスーツやヘルメットなどの装備を纏い、武田選手本人がデリバリーサービスを行うという新サービスを試験的に実施したのだ。

今回はテストケースとして実施。配達は23区内とした。

このデリバリーを採用したのは手打ちピザやパスタ、カレーなどが人気のBar Restrant cor(コル)だ。オーナーの長岡さんによると、「初めての宅配だったが常連のお客様にも喜んでもらえるし、2輪のレースやレーシングライダーのことを少しでも知ってもらえることも嬉しい」と話す。




実際にデリバリーを行った4月8日は平日にも関わらず10件ほどの注文が入り、中にはレースが大好きなちびっこが「レーシングライダーが見たい!」ということで注文してくれたお客様もいて、実際に喜んでくれたという。

武田選手のファンも大喜び!

なんと全日本選手権のライダーがホンモノのレーシング装備で「出前」を届けてくれる新アイデアのサービス。キャパシティに限界はあるものの、軒並み中止や延期となっている全日本選手権のファンにはとても嬉しい。


次回の実施は未定ながら、武田選手は「今後も店舗や仲間を増やして、チャンスがあれば継続していきたい」としている。




ちなみに使用したバイクはYAMAHA T-max。


レーシングスーツは、2018年の鈴鹿8耐で使用した、GO&FUN仕様のHYOD製レーシングスーツ、ブーツはアルパインスターズだ。

武田雄一選手。


1996年ワールドスーパーバイクの日本ラウンドで日本人初優勝(最年少記録も樹立)。2001年全日本ロードレースST600初代チャンピオンなど、輝かしい戦績を持ち、今も高いライディングスキルにより、ミクニレースチームアドバイザーやDUNLOPタイヤのテストライダーなどを務める。
Bar Restaurant cor


〒135-0016 東京都江東区東陽1丁目25-5ゾンネ1F


電話:03-3645-7329 

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