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オフ系タイヤの基礎知識 リフトアップに不可欠なタイヤの話【中編】|UP Styleカスタム


話題のUP Styleカスタムに不可欠なタイヤの話【中編】


オフ系タイヤの基礎知識


ここからは実際に選ぶためのノウハウをチェックしていこう。まずは基礎知識。そもそもオフ系タイヤってどんなもの? からサイズ表記、サイズの選び方までのキホンを解説!

オフ系 カスタム タイヤ m/t a/t

オフ系タイヤとは、4×4やSUV 向けに不整地で使うことを想定して開発されたタイヤのことで、大きくはオール・テレーン・タイヤ(A/Tタイヤ)、マッド・テレーン・タイヤ(M/Tタイヤ)に分けられる。


どちらもオンロードタイヤに比べるとゴツゴツとした大きなトレッドと深い溝が特徴で、A/Tタイヤは、悪路とオンロードでの走行性能や快適性をバランスさせたオールマイティなタイヤ、M/Tタイヤは不整地や泥地などオフロードでの走破性を重視したタイヤだ。


同じA/Tタイヤでも、メーカーが違えばパターンやデザインは大きく変わり、M/Tに近いものもあれば、オンロードに近いモデルもある。


スタイルを重視したオフ系カスタムでは、常日頃悪路を走るわけではないので、この見た目が重要。街中での乗り心地や静粛性と好みの見た目を両立させるタイヤを見つけることがポイントだ。


普通のタイヤとなにが違う?


オンロードタイヤ

いわゆる通常のサマータイヤ。写真のモデルはSUV向けだがあくまでも街中や高速道路での快適さを重視したモデルで、溝は浅くトレッドもスマート。

A/Tタイヤ

マッド、ダート、ドライと様々な路面コンディションに対応するA/Tタイヤ。静粛性や乗り心地も考慮されていて、街中仕様がメインのオフ系カスタムの定番。

M/Tタイヤ

より見た目をゴツくワイルドにしたいとなれば、あらゆるオフロード路面に対応するM/Tタイヤがオススメ。見るからにタフなデザインは迫力アップも確実。


オフ系タイヤのサイズ表記


タイヤのサイドウォールに表記される英数字の羅列。これらはタイヤのサイズや太さ、対応する最高速度などがすべて分かる便利なもの。覚えておけば、タイヤ選びに確実に役立つ。ただしオフ系タイヤでのタイヤ表記は、2種類ある。これによって見方も違うので、両方共に覚えておこう。



A LTタイヤ:LTはライトトラックの略で小型トラック用タイヤの規格で作られているという表記。 

B タイヤ幅:タイヤの断面幅と言われる、タイヤの太さを表す数字で単位はミリ。

C 偏平率:タイヤの断面幅に対する断面高さの比率を表す数値。単位はパーセント。

D 構造:タイヤ全体を形作るカーカス(骨格)の構造で、Rはラジアル構造を表す。

E リム径:ホイールのリム径のことでいわゆるホイールサイズ。単位はインチ。

F ロードインデックス(Li):タイヤ1本で支えることができる最大負荷能力を示す指数。「/」を境に数値が2つ並んでいる場合は、前が単輪、後ろが複輪(ダブルタイヤ)の場合の指数。

G 速度記号:規定の条件下でそのタイヤが走行できる最高速度。ちなみにSは180km/h。

H タイヤ外径:タイヤの直径をインチで表した数字。34×25.4mm=863.6mmということ。

I タイヤ幅:Bで表記しているタイヤ幅と同じだが、単位がミリではなくインチ。


ホワイトレターって何?


サイドウォールに表記されているメーカー名やブランド名などを白く着色したものをホワイトレターと呼ぶ。機能的な効果はなく、カスタムとして注目されているもので、ド定番はBFグッドリッチのオールテレーンT/A KO2。ブラックレターのタイヤを後からペイントなどでホワイトレター化する方法もある。


雪道は走れる?


A/TタイヤやM/Tタイヤはほとんどの場合、オールシーズンタイヤの一種であるM+S(マッド&スノー)タイヤでもあるので、マッド(泥やぬかるみ)はもちろん、スノー(雪、積雪)での走行も考慮されている。多くはスタッドレスタイヤ同様に高速道路のチェーン規制でもチェーンを装着せずに走行できるが、雪道で走ることを中心に開発されているわけではないので、降雪地域はとくにスタッドレスタイヤへの履き替えがオススメ。凍結路面ではほぼ夏タイヤと変わらないという話も。


装着サイズはどう決める?


タイヤサイズを選ぶ時、基本となるのは純正タイヤのサイズ。純正タイヤの外径に近づけることで、メーター誤差がなくなり車検の心配も少ない。が、オフ系タイヤを選ぶ時は、タイヤの厚み(黒い部分)を増やし、見た目のインパクトを高めるために、純正よりも1〜2サイズほど外径の大きなタイヤを選ぶのがもはや定番。注意すべきはメータ誤差はもちろん、タイヤがフェンダーから出ていないか、ハンドルを切った時&フルバンプした時にインナーフェンダーに干渉しないか。そのあたりは購入店と相談しながら決めていこう。

225/65R16(純正)

ノーマル車高で純正タイヤを履いた状態のエクストレイル。タイヤ外径は698.9ミリ(計算値)。このままのタイヤ外径でホイールだけをオフ系に換えてもちょっと寂しい。

235/70R16

ホイールは純正同様の16インチだが、タイヤは太く、偏平も厚くし、タイヤ外径は735.4ミリ(計算値)。車高は1.5インチアップでオーバーフェンダー装着でワイドに見せる。

265/70R16

さらにタイヤを太くし、タイヤ外径は777.4ミリ(計算値)。車高は5.5インチアップでオーバーフェンダーもかなりワイド。タイヤの厚みが迫力を増し、足元が力強くなる。



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