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【クールレーシング片岡代表の月間コラム】スタワゴ本誌の新企画『クールレーシング片岡のあたりまえじゃないですか』始まります!


国内外で人気のカスタムブランド「KUHL(クール)」代表の連載コラム

クールレーシング片岡のあたりまえじゃないですか Vol.1

近年のカスタムシーンにおいて、常に新しい発信をし続けているプロショップがクールレーシング。なかでもアルファード&ヴェルファイアにおけるノウハウは群をぬき、店舗には全国各地からアルヴェル購入、そしてカスタムの相談に足を運ぶユーザーが増えている。ウェブメディアへの展開も精力的で、YouTubeチャンネル「KUHL Racing TV」の登録者数は20万人超え。そんなクールレーシングを支える、片岡代表の素顔から、取材現場での裏話まで、連載コラムスタートです。

30アルファード&ヴェルファイア
“ダブルウィッシュボーン”の足まわりは重要なの?



編集部(以下、編):
昨年10月、グループ5店舗目となるクールレーシング大阪をオープン。店舗隣に50台以上のクルマが停められるお客様専用駐車場を用意するなど、店舗数の拡大だけでなくよりお客様が来店しやすい環境を新店舗では整えている。そんなクールレーシングのスタートは10年前。

クールレーシング・片岡代表(以下、片岡):
スタートはクールレーシング名古屋ですが、実はその前に、ドリフト系のショップをやっていました。といってもほぼ趣味の世界(笑)。チェイサーやR34 GT‐Rでドリフトしまくっていた延長みたいなもの。当時は中古車販売店の営業をしながら、副業って言うんですか(笑)。いま考えると結構おそろしいことをしていたと思いますよ。

編:
当時は厳しかったかもしれませんが、いまは副業を認めている会社も増えていますしね。時代を先取っていたということで……。

片岡:
40歳になった時、きちんとした店舗を開こうと思いクールレーシング名古屋を開業しました。

編:
開店当初はドリフト系ショップだったんですか?

片岡:
ドリフト系の専門店も考えましたが、新車販売に力を入れたカスタムショップという形でスタートしました。その中心車種が30プリウス・プリウスα。当時はカスタムメーカーのエアロパーツ、インチアップしたタイヤ&ホイールを装着した新車コンプリートカーの販売が中心。でもやっぱりスポーツカーもやりたくて86なども取り扱っていました。

編:
それからオリジナルブランドの立ち上げ、アルファード&ヴェルファイアへ力を入れていく事になるわけですね。

片岡:
そうですね。2016年の東京オートサロンで、プリウス用のエアロキットを発表し、続けて開発したのが30ヴェルファイア。当時、ミニバンは非常に難しい存在だと思っていました。僕の中ではクルマ=スポーティ、見た目はもちろん走って楽しめるモノ。ミニバンは、その対極的存在。ミニバン=家族のクルマであって、一人で運転するには勿体ない。それが20系から30系へのモデルチェンジで、印象がガラッと変わりました。

編:
それはクルマとしてのデザインですか? 機能性ですか?

片岡:
一番はリアの足まわり。20系ではトーションビームでしたが30系ではダブルウィッシュボーン式に。これが大きかった。

編:
足まわりがトーションビーム式のままだったら、アルファード&ヴェルファイアはやっていなかったかもしれない、という事ですか?

片岡:
そうかもしれませんね。

編:
ダブルウィッシュボーン式はそんなに重要ですか?

片岡:
あたりまえじゃないですか。ローダウンするとタイヤ&ホイールにキャンバーが付きますので、より深いホイールが履けるようになります。ショックのストロークも確保できるので、乗り心地がよく運転時の安定感も高まる。長時間運転しても疲れにくいですよね。エアロパーツの開発も即決でした。スポーティなスタイルを考えて、空力性も備えたスポイラーやディフューザーで構成。ミニバンでスポーツを提案するには、非常に面白い素材だったのが30系のアルファード&ヴェルファイアですね。

編:
なるほど。そしてクールレーシング=アルファード&ヴェルファイアという図式を明確にしたのが、2017年の東京オートサロンで出展したメタルヴェルファイア。当時、この製作車両はユーザーだけでなく、僕らメディアにも衝撃を与えました。次回はメタルヴェルファイア完成までの秘話、そしてクールレーシングが注力していく事になる、アルファード&ヴェルファイアの魅力をたっぷりと伺っていきます。

「【クールレーシング片岡代表の月間コラム】スタワゴ本誌の新企画『クールレーシング片岡のあたりまえじゃないですか』始まります!」の1枚めの画像●ダブルウィッシュボーン式● アルヴェルは20系から30系へのモデルチェンジでこの仕様に。長さが異なる上下のアームで構成され、ローダウンすると上のアームが内側へ入る=キャンバーが付く構造。

クールホールディングス
片岡孝裕 代表取締役

かたおかたかひろ◎オリジナルパーツを開発するクールジャパン、車両販売のルーフコーポレーション(クールレーシング)など、5つの事業を統括するクールホールディングスの代表取締役社長。昨年は中止となったが、サーキットを貸し切ってのファン感謝イベントでは、ドリフト技を披露する走り好き。

クールジャパン
https://kuhl-japan.com

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