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【10日連載!】1日1台寝てきました! 10泊11日車中泊インプレッション_どのクルマが1番寝やすい!? ■第六夜 ホンダ・フリード


10泊11日 車中泊インプレッション!

車中泊と一言で言っても、寝るクルマやフラットスペースの作り方によって、その“快眠度”は大きく変化する。同じクルマだとしても寝方や、寝心地を良くするためのグッズを駆使することで、もっともっと快適に過ごすこともできるのだ。今回はクルマによって異なる寝心地を実証するために、10泊の車中泊キャンプを敢行。さて、意外にももっとも寝やすかったのは、あのクルマでした!

■■第六夜 ホンダ・フリード■■

長さは十分だけど快眠には凹凸処理が不可欠

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全長4265ミリとコンパクトなボディながら、3列シートで6人もしくは7人乗りとなるミニバン。取り回しの良さとミニバンならではの多人数乗車が魅力の、まさに“ちょうどいい”ホンダ・フリード。

今回はフラットスペースがより広そうな2列目ベンチシートの7人乗りをチョイス。フラットアレンジの方法は2つあり、1〜2列目のフルリクライニングか、2〜3列目のフルリクライニングとなる。

寝る前に2つとも試してみたが、後者は3列目背面がほぼリクライニングできず、フラットスペースの長さが約145センチと寝るには厳しい。前者は、フラットスペース長としては約210センチ取れ、足を伸ばすには十分な長さ。

だが、1&2列目ともに座面と背面の段差が大きく、とくに2列目は、座面自体にも前方(座った際の膝側)が高くなるような傾斜が付いているので、そのまま寝ようとすると体が部分的に沈み込んだり、押し上げられたりと、何も工夫せずに快眠を得ることはできない。

実際に寝る際には、段差を埋めるためのキャンプマットやかなり厚手のクッションなどを用意した方が良さそうだ。

今回は試せていないが、フリードには2列5人乗りの「フリード+」というグレードがある。こちらは3列目シートがない代わりに、ラゲッジにフラットなユーティリティボードが備わっており、これとダブルフォールダウン機構が備わる2列目を使ってアレンジすることで、よりフラットな面が作れる。

フラットスペースの長さが約180センチ程度あり、幅も120センチ取れるので、車中泊をするならば、「フリード+」の方がお薦めだ。

快眠度 ★★☆☆☆
腰のやられ具合 ★★★☆☆
就寝人数目安 大人2名
車両価格 199万7600円〜327万8000円
乗車定員 7名

フラットスペースの長さとしては約210センチと申し分ないが、そのまま寝るには段差や凹凸が大きい。マットやクッションなどで凹凸をなくす工夫が必要。


A=約210cm
B=約120cm
C=約100cm
D=約45〜55cm

「【10日連載!】1日1台寝てきました! 10泊11日車中泊インプレッション_どのクルマが1番寝やすい!? ■第六夜 ホンダ・フリード」の1枚めの画像

「【10日連載!】1日1台寝てきました! 10泊11日車中泊インプレッション_どのクルマが1番寝やすい!? ■第六夜 ホンダ・フリード」の1枚めの画像気になるのは2列目の座面と背面の間に生じる段差と、2列目座面の前方に向かって高くなる傾斜。背面も完全なフラットにはならないが、そちらはさほど気にならない。

「【10日連載!】1日1台寝てきました! 10泊11日車中泊インプレッション_どのクルマが1番寝やすい!? ■第六夜 ホンダ・フリード」の1枚めの画像就寝時、飲み物を置くのに便利なのは、3列目乗員用に備わるドリンクホルダー。両サイドにあるため、2人でも使える。

1泊目 トヨタ・ノアMU(モデリスタ)
2泊目 マツダ・マツダ6ワゴン
3泊目 三菱・デリカD:5
4泊目 三菱・アウトランダーPHEV
5泊目 スズキ・ハスラー
6泊目 ホンダ・フリード
7泊目 日産・エルグランド
8泊目 ダイハツ・タントカスタム
9泊目 トヨタ・ハリアー
10泊目 日産・NV350キャラバン マルチベッド(オーテック)

[Text:スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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