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TE37Vを履いた迫力ともにリフトアップ時の走行安定性を両立した「ハイロースタイル」のショーケース|J-tanto|Kカー カスタム


迫力と走行安定性を両立した独自の“ハイロースタイル”

J-tanto

リフトアップした軽トラの足元には、オフロード系のタイヤ&ホイールを選ぶのが定番。
しかし、それをあえて外し、オンロードタイヤ&スポーツ系の深リムを合わせたのが、J-tantoの“ハイロースタイル”だ。

車高が上がった分、トレッドもワイドに広げてバランスを確保。
迫力たっぷりなルックスのみならず、安定感のある走りを実現できるのもメリット。

今回のデモカーはブラックボディということで、フロントのパイプバンパーは美しい輝きを放つステンレス製に。
リアのステップバンパーもそれと統一感を持たせたクロームメッキ仕様。

そしてワイドに力強く広げた足元が、タフで四駆っぽい雰囲気を醸し出す。

オリジナルの4インチアップキットを装着。

ホイールは15インチで、鍛造1PのボルクレーシングTE37Vを選択。
タイヤはBFグッドリッチ・ラジアルT/Aの215/60を組み合わた。

軽トラのリフトアップにはメリットもあるがデメリットもある

軽トラのリフトアップにはメリットもあるがデメリットもある。
特に走行性能については、不整地に強くなる一方で、風の影響を受けやすくなったり、ロールが大きくなったり、加速や燃費が落ちたりと、むしろデメリットの方が多いくらいである。

それを承知でもアゲたくなるのが人情ではあるが、できることなら走行性能はいいに越したことはない。

ということで、但東自動車がここ最近推しているのが“ハイロースタイル”だ。

「4インチアップクラスになると、ハイルーフ車は全高が2メートル近くなります。対してトレッド幅は約1300ミリのまま。背の高さに対して横幅が足りないので、どうしても走行安定性は低下します。そこでタイヤ&ホイールをワイドにすることで、その崩れたバランスを補おうというのが狙いです」。

ハイゼットデモカーが装着しているホイールは、前後8.5J×15インチ、タイヤは215/60。
普通の軽トラで定番の4.5〜5J、145/80や165/60タイヤに比べると相当ワイド。
70ミリのオバフェンを付けて、ちょうどツライチになるくらいである。

「フラつかず、しっかり安定感のある走りが楽しめます。ロールもかなり抑えられるのでコーナーも怖くない。オバフェン装着が必須のため、軽自動車の規格からは外れてしまいますが、構造変更すればきちんと車検も通ります」。

スタイリング的にも迫力たっぷり。
深リムがカッコイイし、オフロード系の王道スタイルと差別化も図れる。

「BFグッドリッチ・ラジアルT/Aならけっこう砂浜も走れます。マリンスポーツユースにもオススメですよ」。

S510P HIJET JUMBO

メッキの煌めきがブラックボディに映える

黒ボディにメッキ調のパイプバンパー&ロールバーが映える、アメリカのピックアップトラック風の装い。

大型の開口部を備えたエアロバンパーや、サイド出しエギゾーストのインパクトも強烈だ。そして注目は何といっても足まわり。

4インチリフトアップキットでガツンと上げ、ディープリムのレイズ・ボルクレーシングTE37Vを装着。
アゲトラでこの手のホイールを履く例はかなりレアだと思われる。
リム幅は前後8.5J、インセットはマイナス5。
当然、オバフェン装着が前提となるサイズだ。

ホワイトレター仕様のタイヤはBFグッドリッチ・ラジアルT/A。
もともとヒストリックカー向けの商品ということもあり、どこかクラシカルなムードも漂わせる。

「TE37Vを履いた迫力ともにリフトアップ時の走行安定性を両立した「ハイロースタイル」のショーケース|J-tanto|Kカー カスタム」の1枚めの画像エアロバンパーは125ハイラックス前期が モチーフ。 パイプバンパーは高品質なス テンレス製。 1万円安のスチール製もあり。

画期的アイテム「ピロアッパースペーサー」に注目

2インチアップを実現するスペーサーの中にピロアッパーマウントを内蔵。
通常のゴムブッシュでは、ねじれ・よじれなどに対応しにくいが、それをピロボールで解消。
ハンドリングや接地感を大きく向上してくれる。
構造的に通常のスペーサーよりも高剛性で安心。
純正サスにも車高調にも装着可。

純正サスペンションにも社外の車高調にも対応。
性能はそのままに2インチアップが可能になる。

Specification
フロントエアロバンパー 6万8000円
フロントステンレスパイプバンパー 5万6000円
70㎜ワイドオーバーフェンダー 6万8000円
ステンレスダブルチューブロールバー 11万円
リアステップバンパー 7万5000円
4インチリフトアップキット 23万円
ピロアッパーマウント式2インチアップスペーサー
5万5000円
ホイール:レイズ・TE37V 15×8.5J
タイヤ:BFグッドリッチラジアルT/A 215/60-5

DA16T SUPER CARRY

スーパーキャリイを大胆なマリン仕様に

タイヤハウスが狭く、大径タイヤを履くのが難しいDA16Tキャリイ&スーパーキャリイ。
だが4インチリフトアップし、70ミリワイドのオバフェンを装着することで、195/60R15(外径615ミリ)という規格外のサイズを装着可能。
ハイゼットよりはワンサイズ下だが、ホイールも前後8J+7と、一般的なアゲトラに比べると相当ワイドになっている。
またこのスーパーキャリイはサーフィン用途ということで、ハードカーゴキャリア&カバーを採用。
荷台で着替えや休憩をできるようにしたほか、側面にウェイクボードタワーラックやロードシャワーを取り付けて利便性アップ。
海でガンガン遊び倒せるマリンスポーツ仕様に作り上げられている。

「TE37Vを履いた迫力ともにリフトアップ時の走行安定性を両立した「ハイロースタイル」のショーケース|J-tanto|Kカー カスタム」の1枚めの画像メリハリのあるフェイスマスクに仕立てら れるエアロバンパー。 ショート丈なのでス キッドプレートも同時に装着したいところ。

Specification
フロントエアロバンパー 6万8000円
スキッドプレート 2万9000円
リアステップバンパー 7万5000円
オーバーフェンダー 6万8000円
4インチアップキット 23万円
ホイール:ワークマイスターCR1 15×8.0J
タイヤ:BFグッドリッチラジアルT/A 195/60R15

用途に合わせてアレンジ自在な「トラレール」発売開始

軽トラ専用のアルミ製キャリア「トラレール」。
下側はアオリに挟み込む構造で、穴開けもネジも不要。
手軽に脱着可能だ。
レールの組み合わせ次第で、次のように様々アレンジできる。

「TE37Vを履いた迫力ともにリフトアップ時の走行安定性を両立した「ハイロースタイル」のショーケース|J-tanto|Kカー カスタム」の1枚めの画像トラレール:荷台に合わせた35㎝ 荷台アオリより少し高い35センチサイズ (1万8000円)。 写真は前後2セット使 い、その上に荷物を積めるようにした例。

Shop Information コンプリート販売も人気な軽トラ専門店

但東自動車
軽トラのアゲ系カスタムを専門的に手掛ける有名ショップ。
リフトアップキットは30ミリ・2インチ・4インチを設定するほか、外装パーツも多数ラインアップ。
それらを組み合わせたコンプリート販売も人気だ。

住所:兵庫県豊岡市但東町出合51
電話:0796-54-0206
営業時間:9:00〜18:00
定休日:日曜・祝日/第2・4土曜

 

問但東自動車  0796-54-0206 https://www.tantojidosha.jp

Kカースペシャル ドレスアップガイド Vol.28 Kトラパーツブック2021より(2020.12.26)

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