BP/BLのオーバーホール価格

BP/BL搭載の名機、そのおおよその費用感

シムスレーシング遠山哲也さん

EZ30(BR/BM)

孤高のスバル製水平対向6気筒エンジン 約60万円〜

スバルの水平対向6気筒エンジンのプレミアムなフィーリングが気に入っているオーナーが多いのか、OHに至る場合が多いというEZ30エンジン。
下記の部品代には、シール、Oリング、ガスケットに加え、約7000 円のピストンが6 個入って、約23 万円。
パワステポンプをリビルド品に交換するとプラス3 万円。

EJ20ターボ(BH/BE)

レガシィとともに登場した歴史あるエンジン 約80万円〜

例として出しているのは、3代目レガシィBH型で直近にあった見積もりをベースに、おおよその数字を出したもの。部品代にターボチャージャーは含まれていない。
ターボはBH/BEの場合、プライマリとセカンダリ合わせて約36〜37 万円、BP/BLでは、約26〜27 万円となる。

※ 1 工賃は2019 年9月現在の基準工賃。追加作業などがあることもあり、その場合別途工賃が発生する。
※ 2 純正部品価格は、年1〜2 回値上する場合があり、また車両により必要な部品が異なるため概算。
※ 3 純正同等品(グリーン)や高性能クーラントを選ぶと価格は変わる。シムスでは希釈に精製水を使用する。

シムスでは、エンジンOH 作業時、インテークマニホールド(インマニ)は分解せず、清掃となる。
ただし、インマニ側に装着されている、燃料、水、ブローバイなどのゴムホースは、別途作業で交換する場合がある。
また、スロットルボディも分解しないが、追加メニューでインジェクター新品交換ないし、OHおよび噴射バランス取りを行う場合もある。
その他、車両とリクエストに応じて、パワステポンプ、パワステホース、エンジンマウント、ラジエーターホース、燃料フィルターなど、そしてマニュアル車はクラッチ、レリースベアリング、パイロットベアリングなどの交換が追加作業として入ってくる可能性がある。

EJ20 NA

約60万円~

歴代レガシィのベースグレードを中心に搭載されてきたEJ20のNAエンジン。
当然ターボエンジンとは使用部品が異なる部分もあるため、価格にも差が出る。
SOHC16バルブ、DOHC16バルブ、そしてBE/BHやBL/BPに採用されたOHC16バルブAVCSがある。

実際にオーバーホールの多い3代目、そして5代目BR/BMの場合はどうなのか?

FA20 DIT 約85万円

スバルでは現行車種のみ新品エンジンの購入が可能。
BR/BMでは注文できない可能性もある。

EJ20 ターボ約80万円

3代目BH/BEのEJ20のツインターボは1個20万円くらい。
ブーストが上がらないなどの症状が出て片側だけを交換しても、早期に反対側も交換することになるパターンが多いという。

 

今回掲載したエンジンOH費用は、おおよその目安。

実際は1台ごとに消耗パーツのコンディションなどによって異なる。

BP/BLはF型でも10年、A型では16年が経過している。

となると、車両の下取り価格がこれらOH費用を下回ることもあるだけに、突然のことだと判断が難しいかもしれない。

今後も乗り続けたいオーナー諸氏は、OHの可能性を視野に入れて、メンテナンス予算を組んでいく時期に入っていると考えたほうがいいだろう。

現状を把握するためにも、シムスのように点検メニューをもっているショップなどで定期的にチェックしてもらうのも手だ。

ちなみに、取説のサービスデータで10万キロが交換時期となっているのは、 タイミングベルト、フューエルフィルター、スパークプラグ。

もし10万キロ以上走行しているクルマを最近手に入れて、これらが未交換であれば、全体的なコンディションも疑ってみるべきだろう。

SYMSクリアランスでエンジンオーバーホール

OHというと、走行過多の車両は、交換する部品がほぼ決まっている。
実際、走行過多の車両の場合、延命は、いつ何が壊れるかわからない状態が本音。
シムスレーシングではOH 時に、隅々までカーボンを除去する掃除を行い、長くEJエンジンでレースを戦ってきたノウハウで組み上げる。
どのエンジンも、1ミクロン単位での高精度計測を行い、自社が最適化したSYMSクリアランスと呼ばれるハイクオリティな作業を行ってくれる。

問 Syms Racing
0276-25-1055 https://syms.jp

SUBARU Style Vol.4 (2019/9/30)より

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情報提供元:ドレナビ
記事名:「4代目ボクサーOH!〈スバル・レガシィ〉実際いくら位くらいなの? BP/BLのエンジンオーバーホール価格