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大阪・京都から伊勢神宮への電車や高速バスでの行き方&バスツアーを紹介。それぞれのメリット・デメリットも解説



大阪・京都から伊勢神宮へ自分で行くのとバスツアーではどちらがお得?

伊勢神宮の正式名称は「神宮」。古来から「お伊勢さん」「大神宮さん」と親しまれ、内宮・外宮をあわせて全部で125社から成り立ちます。伊勢神宮があるのは風光明媚な三重県・伊勢志摩エリアです。おかげ横丁の「赤福」や「伊勢うどん」などの名物グルメ、松坂牛や伊勢エビなどの周辺グルメも有名ですね。

お伊勢参りと言えば、江戸時代には「一生に一度は行きたい」なんて言われたほどの憧れの地。是非行きたいけどなかなかすぐには行けないお参りでした。でも電車やバスがある現代では、もちろん江戸時代より気軽に参拝できます。特に便利なのが、お伊勢参りのバスツアー

では、個人で公共交通機関を利用して行くのとバスツアーではどんな風に違ってくるのでしょうか? 今回は日帰りを想定し、料金やメリット・デメリットを比較してみました!

目次


大阪・京都から伊勢神宮へ公共交通機関でアクセス

伊勢市駅.jpg

大阪・京都から伊勢神宮へ公共交通機関で行くには、外宮の最寄り駅、近鉄およびJRの伊勢市駅を目指すのが一般的でしょう。伊勢市駅から外宮までは徒歩5分程度です。

関西から伊勢市駅へ最も短い時間でアクセスできるのは電車。また、高速バス+電車でも行けますが、乗り換えがあり乗車時間も長くなります。夜行バスを利用すれば、最も朝早く到着できるというメリットがありますよ。

ちなみに今回は関西からのアクセスのため、飛行機利用の検証は含めませんが、伊勢神宮に一番近い空港は中部国際空港セントレアです。


電車で伊勢神宮へアクセス

3721062_s.jpg

電車で大阪駅・京都駅から伊勢市駅へ行く場合、どちらも「伊勢志摩ライナー」「ビスタカー」「しまかぜ」などの近鉄特急を利用するのが1番早くて便利です(「しまかぜ」は特急料金に「しまかぜ特別車両料金」が必要)。

大阪発の場合はJRで鶴橋駅まで行き、近鉄に乗り換えます。京都発の場合は直行便があります。

ちなみに特急を利用しない、または途中で普通列車に乗り換えても行けます。その場合は料金が1,000円ちょっと安くなりますが、所要時間が約10~45分長くなります。

大阪~伊勢市(特急利用の場合)

ルート
大阪駅(JR)~鶴橋駅(近鉄)~伊勢市駅

料金:3,350円(JR 180円+近鉄 1,830円+特急 1,340円)
所要時間:約2時間
乗り換え:1回

京都~伊勢市(特急利用の場合)

ルート
京都駅~(伊勢志摩ライナー)~伊勢市駅

料金:3,690円(近鉄 2,050円+特急 1,640円)
所要時間:約2時間
乗り換え:なし

※2021年3月調べ


高速バス+電車で伊勢神宮へアクセス

大阪や京都から高速バスを利用して伊勢市駅へ行くには、名古屋か四日市まで高速バスを利用し、そこから電車に乗り継ぐルートとなります。

名鉄バス (2).jpg

■名古屋経由でアクセス

高速バスや乗り換える電車の本数が多く便利なのが、名古屋経由です。名古屋から伊勢市への移動はJRの運賃が安いのですが、1時間に1本と本数が少ないため近鉄の利用がおすすめ。近鉄名古屋から伊勢市の運賃は1,470円。特急を利用するならプラス特急券1,340円がかかり、合計2,810円です。

所要時間は特急が約1時間20分、急行が約1時間40分かかります。
高速バスとあわせた料金や所要時間は以下の通りです。

名古屋経由の料金と所要時間

出発地バス種別料金所要時間
大阪発昼行便3,270円
(高速バス 1,800円+近鉄急行 1,470円)
約5時間
夜行便3,370円
(高速バス 1,900円+近鉄急行 1,470円)
約7時間30分
京都発昼行便2,870円
(高速バス 1,400円+近鉄急行 1,470円)
約4時間40分
夜行便4,270円
(高速バス 2,800円+近鉄急行 1,470円)
約8時間10分

※2021年3月調べ
※所要時間には乗換・待ち時間を含む

ちなみに名古屋経由のルートは地理的に遠回りで、特に夜行バスは所要時間がかかりますが、時期や便によっては電車(特急)ルートより朝早くに到着できます(7:00過ぎ)。

※電車(特急)ルートの場合、大阪~伊勢市の始発到着は7:53、京都~伊勢市の始発到着は8:29。乗り換えは大阪発でも京都発でも1回だけです(平日利用/2021年3月現在)。


■四日市経由でアクセス

高速バスで四日市へ行き、電車に乗り継ぐ場合は、四日市から近鉄名古屋線を利用すると本数が多く、乗り換えなしで便利です。運賃は1,020円、特急利用の場合はプラス特急券920円がかかり、合計1,940円

所要時間は特急が約50分、急行が約1時間10分です。
高速バスとあわせた料金や所要時間は以下の通りです。いずれも乗り換え1回で行けます。

四日市経由の料金と所要時間

出発地バス種別料金所要時間
大阪発昼行便4,520円
(高速バス 3,500円+近鉄急行 1,020円)
約4時間30分
京都発昼行便4,640円
(高速バス 3,620円+近鉄急行 1,020円)
約3時間25分

ウィラーエクスプレスが大阪~四日市間の夜行バスを運行していますが、2021年3月現在は運休しており大阪~四日市間の高速バスは昼行便のみです(京都~四日市間は元から昼行便のみ)。

※2021年3月調べ
※所要時間には乗換・待ち時間を含む


公共交通機関で行くメリット・デメリット

【メリット】
・出発時刻を選べる
・略式で内宮から参拝するなど、参拝ルートを個人で決められる

【デメリット】
・ルートによっては乗り換えがある
・駅から伊勢神宮まで歩く、またはバスに乗る必要がある
・参拝時、外宮→内宮移動の手間がある


伊勢神宮バスツアーの料金はどのくらい?

おかげ横丁 (2).jpg

お伊勢参りの日帰りバスツアーは、大阪・京都のどちらからでも伊勢神宮へ乗り換えなしで行けます。正式な参拝順序の通りに外宮→内宮を回るルートで行け、外宮→内宮の移動もツアーに含まれているのが嬉しいですね。たいていはおかげ横丁を散策する時間もとられています。

ツアーや出発地によっては電車往復と同程度の料金のものもあり、乗り過ごす心配がなく車内で眠っていても大丈夫なのも大きな魅力。例えば次のような大阪・京都発のお伊勢参りバスツアーがあります(2021年3月現在)。

【日帰り】伊勢神宮外宮・内宮両参り 参りゃんせ!お伊勢さん

料金:6,990円〜7,990円

【日帰り】トイレ付きバス利用 鳥羽国際ホテルでフランス料理の昼食と伊勢神宮・内宮とおかげ横丁

料金:25,000円〜26,000円

バスツアーで行くメリット・デメリット

【メリット】
・乗り換えがない
・バスや電車の乗車スケジュールを立てなくてよい
・伊勢神宮の外宮→内宮の移動がラク

【デメリット】
・参拝ルートが決まっている
・催行日が限られる

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公共交通機関とバスツアーを比較すると…

では実際に、公共交通機関(電車)とバスツアーでは、どのくらい料金が違うか比較してみます。

伊勢神宮への参拝は外宮(伊勢市駅から徒歩5分)→内宮の順に回るのが習わしとされているため、今回は外宮→内宮を訪れたとして、また、帰りは内宮の最寄り駅五十鈴川駅から大阪や京都へ帰途につくとして比較しています。

外宮→内宮への移動は、徒歩で約50分、バスやタクシーなら約10分の距離。バス料金は440円(バス停:外宮前~内宮前)です。内宮からの帰りは最寄り駅の五十鈴川駅前までバスで数分、料金は230円です。

大阪発
往復料金
京都発
往復料金
公共交通機関
(電車ルート)
7,380円 8,060円
バスツアー 6,990円〜 6,990円〜

※電車ルート料金:電車往復+バス(外宮→内宮)+バス(内宮→五十鈴川駅)
※2021年3月調べ

最安ツアー料金と比較すると大きな差はありません。そうなると、乗り換えの手間がないバスツアーのメリットは大きいですね。ちなみに、大阪・京都~伊勢市間の移動にかかる時間はほぼ変わりません。

外宮→内宮のアクセス方法は以下で詳しくご紹介

つまり各メリット・デメリットも考えると、お伊勢参りに行くなら…
ラクでお得に、正式ルートでのお伊勢参りをしたいなら、バスツアーがおすすめ!
行きたい日が決まっている・自分のペースでお参りしたいなら、公共交通機関がおすすめ!
となりますね!

またお伊勢参りにこれまで何度も訪れている方は、いつもと違う行き方をしてみるのもいいかもしれません。
ではでは、お伊勢さんで気持ちの良いご参拝を!

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(陽月よつか)

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