いよいよ本格的な登山シーズン突入!春の登山の持ち物について、実際に山に登りながら解説します。
春の登山 注意点と持ち物
新年度に入ってしばらく経ち、もうすぐゴールデンウイークです。そろそろ本格的な登山シーズンも目前に迫っています。
本格的な夏山シーズンはもうしばらく先ですが、すでに春山登山を楽しんでいる人も多いのではないでしょうか?
春の山は、残雪が残っている可能性があります。このような箇所は、スノーシューや、アイゼンなどの本格的な雪装備までは必要ではないですが、通常の登山靴で進むのは危険です。
そのような時は、軽アイゼンやチェーンスパイクを装着することで、安全に歩くことができます。
なお、アルプスなどの3000m級の山では、夏でも凍結箇所や雪渓が残るルートもあり、チェーンスパイクや軽アイゼンを活用できますので、持っておくと安心です。
ぬかるみの登山道では、水機能のあるゲイターを装着することで、足元の汚れから守ってくれます。
グローブや軍手をしておくと、万が一転んでしまったときや、木や岩に手をついた時に安心です。トレッキングポールは、足腰の負担が軽減されるのはもちろん、足元が悪いところも少し歩きやすくなります。
気温変化や天気急変に対応できるアイテムも忘れずに
登山の際は、体温調節しやすいように重ね着をするのは鉄則です。特に春山では、頂上付近になると平地の冬並みの気温のところもあります。フリースやダウンなどの防寒具は忘れずにもっていきましょう。
春は、天気が急変しやすい時期でもあるため、突然の雨にも対応できるようにレインウェアも必ず持っていくようにしてください。
これからいよいよ本格的な登山シーズンに入りますが、登山アイテムや登山天気アプリを使って、安全に登山を楽しみましょう!
動画解説:安齊理沙