立冬から日がたち、少しずつ冬めいてきました。
24節気72候では、「金盞香(きんせんかさく)11月17日頃~」で水仙が咲き芳香を放つ頃。「金盞」は金の盃のことで、水仙の黄色い冠を見立てています。昔中国では、水仙の花の黄色い部分を黄金の盃に、まわりを囲む白い花弁を銀の台にたとえて、「金盞銀台」と称したことから由来しています。
日本ではお正月の花として喜ばれる水仙ですが、立冬早々、冬を代表する香り高い花を愛でて吉祥の気分を感じるのも良いですね。
さて、冬めくと同時に、今は密をさける換気のこともあるため、窓を開けたり送風がされたりと、「鼻のどの乾燥」「お肌の乾燥」「目の乾燥」が気になるところ。換気は大事なのですが、ウイルス対策としても乾燥には注意したいものです。本日は、乾燥対策の基本についておさえていきましょう。

加湿器もうだしましたか?

加湿器もうだしましたか?


鼻のどの乾燥対策には

(1)水分補給を定期的にしましょう
夏場と違って、冬はのどの渇きに気が付きにくく無意識のうちに水分補給をせずに過ごすことが増えてしまいます。意識的にこまめに定期的な水分補給をしましょう。白湯などもいいですね。喉の粘膜を潤し、ウイルス対策にも効果的です。
(2)マスクをする
鼻のどの免疫力を高めるために湿度を50~60%に保つことが必要です。
今年は、毎日マスクを着用されている方が多いと思いますが、寝ている間なども着用すると湿度が高まり効果的です。
(3)飴やガム・はちみつを食べる
のど飴やガムは、唾液をだして喉を湿らすという点で効果的です。ただし、虫歯になりにくいものを選びましょう。はちみつは、抗菌作用もあるといわれています。
参照:
東京ガスくらし情報サイト「ウチコト」

お気に入りのホットドリンクもよいですね

お気に入りのホットドリンクもよいですね


お肌の乾燥対策には

(1)入浴直後はスキンケアが鉄則!アロマバスも効果的
カサカサ肌には、血行をよくし保湿と皮脂のバランスを整えてあげることが必要です。蒸気の作用で保湿がされ、入浴後のスキンケアや、アロマバスのオイルのはたらきで肌のバランスが整うでしょう。また、日々のストレスから解放され、リラックスした心持になるのもお肌には重要です。
~アロマバスの方法~
湯船(バスタブ)に「ゼラニウム」1滴「ラベンダー」2滴「フランキンセンス」1滴、これらに加えて、天然塩大さじ1~3杯を溶かします。気になる香りを自分でブレンドしてみるのもおすすめです。
(2)ホットタオルやアロマスチームタオルで保湿液やクリームの浸透を高めよう
入浴直後以外なら、ひと手間かけたホットタオルで毛穴を開かせてからスキンケアをしましょう。お湯で顔を洗うと皮脂が流れすぎてしまうので、ぬるま湯を使います。
ホットタオルは、タオルを水に濡らして固めに絞り、ラップでくるんで電子レンジで1分弱ほど加熱して作ります。火傷に注意して、熱すぎる場合は適度な温度に冷ましてから使ってください。
(3)肌の乾燥には良質な「たんぱく質」や「ビタミン類」「ミネラル」を!
食事からも対策を考えてみましょう。
肌のハリに関連のあるコラーゲン、血液を循環させる筋肉も「たんぱく質」です。血行がよくなり、栄養が運ばれ、代謝が高まると肌の再生や修復も促されます。「たんぱく質」は、肌の健康を保ち、保湿力を守る大事な栄養です。さらにビタミン類やミネラルは、栄養素の吸収や代謝を助けます。
「たんぱく質」と「ビタミン類」「ミネラル」はお肌の乾燥対策には欠かせません。
・レバー・卵黄
脂溶性ビタミンの「ビタミンA」が多く含まれる食材です。「ビタミンA」は皮膚や粘膜を正常な状態に保ち、角質層の天然保湿因子を生成する働きがあるといわれています。
・ブロッコリー・かぼちゃ
まさに冬、旬の食材ですね。「ビタミンE」が多く含まれる食材です。「ビタミンE」も脂溶性ビタミンで、ビタミンCと一緒にとることで効果が高まるといわれています。血行を促し、肌の代謝を活発にしてくれます。
・ワカメ、昆布、ひじき、海苔
「ミネラル」という観点から、海藻は日常的にとりいれやすい食材です。また、東洋医学では、乾燥肌には「血虚」が関係しているといわれています。「血虚」とは血が不足する状態で、貧血や肌が乾燥し髪が細くなったりします。古来より、この「血虚」には黒い食べ物が食養生としてすすめられてきました。肌や髪に潤いを与える作用があるとして、上記の食材がすすめられています。旬ではありませんが、キュウリなども挙げられている食材の一つです。
参照:
エイジングケア情報サイト「ビューティーエテルナ」(コーセー)
健康と生活にちょっとお得な情報を「ヘルスケアポイント」(楽天)
美容・健康マガジン「オリーブチャンネル」(DHC)

入浴後のスキンケアは、大事なセルフケア

入浴後のスキンケアは、大事なセルフケア


目の乾燥対策には!

目の表面も肌の表面のようにお手入れが必要です。ドライアイが進行すると、視力低下や痛み、角膜上皮剥離(角膜が乾燥してはがれる病気)を発症してしまうこともあるそう。目の乾燥ケアをしっかりしましょう。
(1)「まばたき」を意識的にして、目が乾かないようにしましょう
パソコンやスマホなどを見ていると、つい瞬きを忘れてしまう方が増えています。
意識的にこまめに瞬きしましょう。
(2)濡れタオルを干す、あるいはお気に入りの加湿器を探してみましょう
紙でできた携帯用のものから、ぺットボトルを使ったものもありますね。
部屋全体が加湿できればよいですが、居場所の周辺だけでも湿度を保つ知恵です。
ホットタオルやアロマスチームタオルを目にあてるのも効果的です。
(3)暖房器具や風が直接あたらないようにしましょう
新型ウイルス感染拡大の対策で送風がされている電車や部屋もあるかと思います。できるだけ、直接当たる場所をさけましょう。送風の乾燥対策として、花粉対策用のメガネなどもよいかもしれませんね。
ドライアイが気になる場合は、早めに医療機関を受診するようにしましょう。
参照:
参天製薬「目が乾く(乾き目)ケア」

電子レンジで簡単♪ホットタオル

電子レンジで簡単♪ホットタオル

毎日の生活のほんの小さな工夫で、心地よさや健康が増すのは楽しいことですね。年末にむけて忙しい毎日ですが、乾燥対策も万全に、心と体を大切に乗り切りましょう!