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30日間の降水量 所々で平年の20パーセン未満 四国などで貯水率低下傾向のダムも


10月1日から30日までの降水量の合計は、沖縄や九州から近畿、東海、関東甲信、東北の太平洋側を中心に平年より少なく、特に沖縄や九州北部、中国、四国では平年の20%未満となっている所もあります。

●10月1日~30日の降水量 西日本で平年の20%未満の所も

上の図は10月1日から30日までの降水量の合計を平年と比べたものです。

九州から近畿、東海や関東甲信、東北の太平洋側は黄色やオレンジ色、茶色で示されているエリアが多く、30日間の降水量の合計が平年より少なくなっていることが分かります。特に沖縄や九州北部、中国、四国では平年の20%未満(茶色で示されるエリア)と極端に少なくなっている所があります。

30日間の降水量の合計は、沖縄県宮古島で31.0ミリと平年の19%、福岡県福岡空港で17.0ミリと平年の17%、広島県広島市では8.5ミリと平年の8%、高知県高知市で30.0ミリと平年の14%、愛媛県松山市で7.5ミリと平年の6%となりました。四国では山間部も含め平年の20%未満の所が多くなっています。

10月25日に発表された国土交通省の渇水状況によりますと、四国を中心に貯水率が低下傾向のダムが複数あり、四国地方整備局では、10月20日より渇水対策本部を設置しています。四国の大渡ダム(仁淀川水系仁淀川)・永瀬ダム(物部川水系物部川)ではすでに取水制限が行わていますが、大渡ダムでは11月1日15時から、さらに取水制限を強化するとのことです。

●この先も降水量は平年並みか少ない予想

10月26日に発表された1か月予報によりますと、この先も高気圧に覆われやすく、11月27日にかけての1か月の降水量は沖縄や奄美、九州から近畿、東海、関東甲信では平年並みか少なくなる予想です。この先もダムの貯水率の低下が懸念されます。限られた水資源を大切に使うよう心がけましょう。

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