きょう20日、九州を前線が通過した後は次第に寒気が流れ込み、気温が急降下してくる見込みです。週末にかけて北風が冷たく、11月並みの気温になるでしょう。22日(日)の朝は、九州の山沿いは早霜のおそれもありますので、ご注意下さい。
●きょう20日 雨のち冬型
きょう20日は前線に伴う雨雲が九州付近を南下しています。
九州北部は昼前まで、九州南部は昼すぎまで一時雨や雷雨になる所があるでしょう。前線通過後は北から冷たい空気が流れ込み、次第に西高東低の冬型の気圧配置に変わる見込みです。夜にかけて北西の季節風が強まり、午後は気温が大きく下がってきますので、服装にお気をつけ下さい。おでかけの際は上着など羽織るものがあった方がよさそうです。
また、海上は波が高くなる所がありますので、船舶はご注意下さい。
●あす21日 気温が20度に届かない所も
あす21日(土)は冬型の気圧配置で、九州北部の上空1500m付近には2度前後とこの時季としては強い寒気が流れ込んできます。
九州は各地とも晴れますが、日中の最高気温は20度に届かない所がある見込みです。季節風がやや強く吹き、体感的には気温よりさらに寒く感じられるでしょう。沿岸海上は強風や高波に注意が必要です。
22日(日)は冬型の気圧配置が緩み移動性高気圧が覆ってくるため、おだやかに晴れる見込みです。このため、放射冷却現象で朝晩の冷え込みが強まり、九州の山沿いは早霜が降りるおそれもあります。農作物の管理などにご注意下さい。
今週は日中は汗ばむ陽気が多かっただけに、寒暖の変化がかなり大きくなりますので、体調管理に気を付けて過ごしましょう。
なお、週末の寒気は一時的で、来週は再び気温が上がり夏日になる所がある見込みです。
