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九州 8日~10日 台風6号最接近 記録的な大雨のおそれ 最大級の備えを


あす8日から10日(木)にかけて、台風6号が九州へ接近するため、大荒れの天気になります。九州南部を中心に記録的な大雨になるおそれがあり、また暴風、高波、高潮などに厳重な警戒が必要です。早めに台風への備えをしておきましょう。

●台風6号 九州のすぐ西海上を北上

きょう7日午前9時現在、台風6号は奄美地方の東海上にあって、ゆっくりと東北東へ進んでいます。今夜は進路を次第に北寄りへ変え、8日(火)は再び奄美地方へ接近するでしょう。9日(水)は東シナ海でやや発達して、10日(木)にかけて九州のすぐ西の海上を北上する見込みです。
九州は台風の右側の危険半円に入り、風が吹きやすいコースになるでしょう。
また、台風は海面水温が高い海域を進むため、勢力を保ったまま北上し、台風の速度が遅いため、九州付近は台風の影響が長引く見込みです。

●九州南部を中心に記録的な大雨

きょう7日も九州の太平洋側は、台風周辺の湿った空気が南東斜面にぶつかり雨雲が発達しやすく、雷を伴い局地的に非常に激しい雨が降るでしょう。

この後、台風6号の北上に伴い、次第に台風本体の活発な雨雲が九州に流れ込み、特に九州南部を中心に記録的な大雨になるおそれがあります。
日本気象協会の予想では、10日(木)午前9時までの72時間に予想される総雨量は九州南部の多いところで、800ミリに達する見込みです。また、その地域で過去最も多く降った雨量との比較(右・既往最大比)は、九州南部で100%以上になっているところがあります。既往最大比が100%前後に達すると甚大な被害の発生する可能性が高まり、150%を超えてくると人的被害の発生確率が急増するという研究成果があります。

●暴風、高波、高潮にも厳重警戒

きょう7日午前9時現在、奄美地方は風速25m/s以上の暴風域に入っています。あす8日以降、九州南部から次第に暴風に警戒が必要です。陸上でも瞬間的に35m/sから45m/sの暴風が吹くおそれがあります。

九州の沿岸はうねりを伴いしけや大しけとなり、九州南部はあす8日から猛烈にしける所がでてくる見込みです。

また、台風の影響により潮位が高くなり、海岸や河口付近の低地は浸水のおそれもあります。

なお、台風の速度や進路によって、今後、影響が変わる可能性もありますので、こまめに最新の情報をご確認ください。

●台風接近前に

台風の暴風が怖いのは、いざ暴風になると、身動きが取れなくなるということです。そこで、暴風に対して、事前に3つの点について、確認したり、備えたりしておく必要があります。

1つめは、雨どいや側溝などを掃除して、水はけを良くしておきましょう。落ち葉などで側溝が詰まって水が流れないと、道路が冠水する原因となります。

2つめは、屋外に置かれている、飛ばされやすいもの(物干し竿、鉢植え、ゴミ箱など)は、しっかり固定するか、室内にしまうなどの対策をしましょう。商店などでは、看板が飛ばされたり、自動販売機が倒れたりしないか、確認してください。

3つめは、暴風で飛ばされてきたもので、窓ガラスが割れないよう、窓は鍵をかけ、雨戸があれば閉めましょう。窓ガラスにガムテープを貼ると、風圧に耐えられるようになります。もしガラスが割れても、破片が飛び散るのを防ぐために、カーテンも閉めておいてください。

また、停電や断水への備えや、いざという時に避難場所の確認をしておきましょう。

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