8日(火)は、北海道から九州は晴れる所が多いが、広範囲で大気の状態が不安定。午後を中心に雨や雷雨になる所がある。沖縄と奄美は、晴れ間があるが雲が多く、雨や雷雨があり激しい雨の所も。最高気温は、全国的に平年を上回り、真夏の暑さになる所がある。熱中症と強い紫外線に注意を。
●天気のポイントは?
きょう8日(火)の「天気のポイント」は、2つあります。
1つ目は、真夏並みの暑さ、熱中症に注意
2つ目は、午後を中心に、広範囲で天気の急な変化に要注意
ということです。
【気圧配置】
日本付近は、高気圧に緩やかに覆われる見込みです。
沖縄付近に停滞する梅雨前線は、活動を弱めるでしょう。
ただ、地上の天気図には、はっきりと現れませんが、上空にはこの時期としては冷たい空気の一団があって、きょう日中から今夜にかけて北海道から本州上空を通過する予想です。
地上付近が、晴れて強い日ざしで熱せられると、激しい対流現象が起きて、徐々に大気の不安定さが増大し、局地的な雨や雷雨をもたらす可能性が高まります。
沖縄から九州南部では、南よりの湿った空気の影響で、こちらも不安定な天気です。
●きょうの予想最高気温 真夏の暑さ所も 熱中症に注意を
きょう8日(火)の最高気温は、全国の8割強の地点で25℃以上の夏日になり、3割近い地点で30℃以上の真夏日になる見込みです。
きのう7日(月)は、真夏日になった地点数が全国のアメダス920か所余りの内140か所を超え、今シーズンで最も多くなりましたが、きょうはその数字を上回る予想です。
夏日が予想されるエリアは北海道から九州まで、真夏日が予想されるエリアは関東周辺と近畿や中国四国、九州、沖縄です。
強い日差しが照りつけますから紫外線にも注意が必要です。
●熱中症を予防するポイント 5つ プラスワン
新型コロナウイルス感染拡大防止を心がけながら、新しい生活様式の中で、熱中症を予防するには、ポイントが5つあります。
① 適宜、マスクをはずしましょう。
屋外で、周りの方と、2メートル以上(十分な距離)離れている時は、マスクをはずして、休憩をとってください。その際、ウイルス感染対策は、忘れずに行いましょう。
一方、マスクを着用している時は、激しい運動は避け、気温や湿度が高い時は、特に熱中症に注意が必要です。
② できるだけ、暑さを避けましょう。
なるべく涼しい服装を選び、日傘や帽子を利用してください。
少しでも体調が悪くなったら、涼しい場所や日陰へ移動しましょう。
③ 喉が渇く前に、こまめに水分を補給しましょう。
汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
④ エアコン使用中も、こまめな換気を行いましょう。
換気のためには、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。
換気をしたら、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。
⑤ 日頃から暑さに備えた体づくりと、健康管理を行いましょう。
「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を、毎日30分程度行い、体温測定や健康チェックを習慣にしてください。
もし、体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。
【プラスワン これも大事なこと】
高齢者や子ども、障がいのある方々は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分注意してください。
●きょう8日(火)の各地の天気 急な雨や雷雨に注意を
北海道と東北は、晴れる所もありますが、午前中から夜になるまで雨や雷雨の所がある予想です。
関東周辺と北陸や近畿北部と中部では、昼過ぎまで晴れる所が多い見込みですが、午後から夜は雨や雷雨の所があるでしょう。
近畿南部と中国四国、九州北部は、晴れの一日になる見込みです。
九州南部と沖縄では晴れ間がありますが、所々で雨や雷雨があるでしょう。
広い範囲で、急な雨や落雷、突風、ひょうに注意をなさってください。
大谷翔平・野球ニュース