日本海側の雪は、10日にかけて続き、特に北陸では大雪による交通への影響に厳重な警戒が必要です。12日は、太平洋側も含めて、広く雪や雨が降り、関東の平野でも雪になる可能性があります。

●10日頃にかけて強い寒気 特に雪が強まる地域は?

8日、日本付近には強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置になっています。北海道のすぐ西には、低気圧があり、9日にかけて北海道を通過するでしょう。冬型の気圧配置は、10日頃にかけて続く見込みです。北海道から中国地方に、日本海から雪雲が次々に流れ込みます。九州にも、東シナ海から雪雲が流れ込むでしょう。
雪が特に強まるのは、北海道の日本海側から北陸にかけてです。北海道の日本海側では、9日にかけて低気圧の影響で、平地でも急に雪が強まり、一気に積雪が増えることが考えられます。東北の日本海側では、季節風はそれほど強く吹くことはないでしょう。このため、雪雲が発達するのは、山沿いではなく、沿岸の地域です。また、日本海では、北風と西風がぶつかり雪雲が発達します。この雪雲が、北陸付近に10日にかけて同じような場所にかかり続け、積雪が増え続ける所があるでしょう。

●新潟県・富山県・石川県では除雪が困難なほどの積雪か

東北の日本海側から山陰では、積雪の深さが、すでに平年の値を超えている所が多くなっています。北海道も、今後、短い時間で、積雪が増える可能性があります。大雪による交通への影響に警戒を続けて下さい。特に、新潟県、富山県、石川県では、除雪が困難なほどの積雪になる恐れがあります。こちらでは厳重な警戒が必要です。

●全国的に厳しい寒さ続く

全国的に、最低気温、最高気温は平年より低く、厳しい寒さが続きます。関東など晴れる地域でも、しっかりとした寒さ対策をなさって下さい。

●11日は冬型の気圧配置緩む 12日は関東など太平洋側も雪か

11日は、冬型の気圧配置は次第に緩むでしょう。日本海側の雪の峠は越えそうです。
冬型の気圧配置による雪に変わって、次第に西から気圧の谷が近づき、12日にかけて、日本海と本州の南を、それぞれ低気圧が東へ進む可能性があります。太平洋側も含めて、広く雪や雨が降るでしょう。関東の平野でも雪をもたらすことがある南岸低気圧になるかは、まだわかりませんが、今のところ、12日の日中を中心に関東に広く降水が予想されます。寒気の影響が続き、降り始めは、平野でも内陸で雪になる可能性があります。降水量は比較的多く、雪は次第に雨に変わるでしょう。今後、最新の気象情報をご確認下さい。