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日本近海で発生する台風 今後も注意




台風6号は、発生からわずか22時間後に上陸。日本近海で発生すると、上陸までの時間が短く、台風対策が十分にとれない場合もあるため注意が必要です。



●台風6号・3号 日本近海で発生


週末、近畿から関東に大雨や強風をもたらした台風6号。7月26日午前9時に潮岬の南で発生。日本近海で発生したため、発生からわずか22時間後に三重県南部に上陸しました。今年は台風6号だけでなく、台風3号も日本近海の高知県室戸岬沖で発生。上陸はしませんでしたが、四国に大雨をもたらしました。海面水温が高いと、日本近海でも台風に発達することはめずらしくありませんが、接近や上陸までの時間が「短い」ため、今後も注意が必要です。


●過去 発生から2時間後に上陸


1999年の台風16号は、なんと発生してから2時間後に上陸しました。7月14日午後3時に種子島近海で発生し、午後5時に宮崎県南部に上陸。上陸後は、四国、近畿、中部地方へと進み、岐阜県の長良川が氾濫するなど、大きな被害がでました。


●今年の台風


今年は元日に台風1号が発生。統計開始以来もっとも早い記録に。2月に発生した台風2号は、中心気圧が915hPaまで下がり2月として中心気圧が最も低い台風に。3月~5月は一転して台風発生数はゼロ。6月は台風3号が日本近海で発生。7月は台風4号・5号・6号と3つ発生し、台風6号は令和初の上陸となりました。


●台風シーズン突入


日本近海で発生する台風は接近・上陸までが「短い」ことに注意。一方、熱帯で発生する台風は、日本に接近するまでに平均3日前後あり台風への備えができますが、海面水温が高い領域を北上してくるため「勢力が強く」なります。台風シーズンはこれからです。これからも気象情報をこまめにチェックし、早め早めの対応をお願いします。


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