ベティスのスペイン人MFイスコ(32)がラス・パルマス戦の負傷で、今夏の欧州選手権参加が絶望的になったとスペイン紙アス電子版が17日に報じた。
イスコは16日に行われたスペインリーグ第36節ラス・パルマス戦で先発出場するも、相手のタックルで左足を負傷し、前半39分に交代を余儀なくされた。この翌日、検査をうけた結果、左足腓骨骨幹部骨折と診断された。この後、手術を受けるかどうかの判断が下されることになっている。
クラブは復帰時期を明らかにしていないが、スペイン紙アスによると、今季の残り2試合(レアル・ソシエダード、レアル・マドリード)だけでなく、メンバー入りが内定していた今夏にドイツで開催される欧州選手権も欠場するとのことだ。
イスコは今季、開幕から素晴らしいパフォーマンスを披露してチームを牽引。ここまでスペインリーグ29試合(先発28試合)に出場して8得点5アシストを記録し、マッチMVPに19回も選ばれていた。
この活躍ぶりがスペイン代表のデ・ラ・フエンテ監督に認められ、今夏の欧州選手権での代表復帰が決定的になっていたが、今回のけがにより断念せざるを得なくなった。
(高橋智行通信員)