川崎フロンターレMF橘田健人(25)が13日、敵地サガン鳥栖戦(15日)に向けてオンライン取材に応じ、今季初の連勝達成を誓った。
クラブは一時リーグ16位に沈むなど、らしくない戦いが続く中、4月28日のサンフレッチェ広島戦以降は2勝2分けと復調の兆しをみせている。背番号8は「負けずに来られているのは良い状態。細かいところで、ゴール前で体張って失点しなかったり、チャンスを決めきるところで優位に戦えているのではないかなと思います」と現状を分析した。
昨季は主将としてチームが勝てない苦しい時期を経験した。肩書が外れた今季は「まずは自分のプレーの質を上げること大事」と自分のパフォーマンスに集中。その上で、「うまくいかない時期にチームでしっかり話すことが大事と去年改めて感じた。今年に入ってからも、いろいろな選手とコミュニケーション取りながらやろうとしています」と話す機会を増やして状況改善に努めている。
直近の試合内容、結果に一定の手応えを示しつつ「でもまだここから上に上がっていくためにはチームの中でもっと貪欲にやっていかないといけないと思います」と引き締めた。さらに「上に行くために連勝して勢いをつけていきたい」と力を込めた。【佐藤成】