ダルビッシュが初回から快投 日米通算199勝目の権利 ５回２死でパーフェクト途切れるも

パドレス対ドジャース　ドジャース戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有（撮影・藤尾明華）

＜パドレス－ドジャース＞◇12日（日本時間13日）◇ペトコパーク

パドレスのダルビッシュ有投手（37）が好球を見せ、3勝目の権利を手にした。

強力ドジャース打線を寄せ付けなかった。立ち上がりから力のある直球で押し込み、2回まで内野フライは3つを記録。打線の3点の援護も受けて勢いに乗ると、4回までパーフェクトピッチングを披露した。

5回は2死から四球と安打でこの試合初のピンチを迎えた。ここで8番ロハスに対して、スライダーで追い込むと、カウント2－2から低めのスイーパーで中直に打ち取った。

5回まで74球、1安打1四球のピッチングで白星の権利を得た。

今季最高投球数は92球で、最長イニングは7となっている。

ダルビッシュは試合前時点で今季7試合に登板し2勝1敗、防御率2・94。4月17日（日本時間18日）に首の張りで15日間の負傷者リスト入りし、4月30日（日本時間5月1日）レッズ戦で復帰した。復帰後は2勝負けなしで、日米通算200勝へあと2勝に迫っている。