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清水東高元監督の勝沢要さん通夜に500人参列 武田修宏氏ら教え子が名将との別れ惜しむ


遺影が飾られた勝沢要さんの祭壇

老衰のため5日に85歳で死去した清水東高サッカー部の元監督でJ2清水エスパルスの顧問などを務めた勝沢要氏の通夜が8日、静岡市内のあいネットホール江尻台で営まれた。清水のゼネラルマネジャー(GM)に就任した反町康治氏(60)ら、高校時代の教え子やサッカー関係者約500人が参列。清水東を計4度の日本一に導き、静岡サッカー発展に尽力してきた名将との別れを惜しんだ。

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厳しさの中にも愛がある「先生」だった。参列した清水東OBの反町GMや「清水3羽がらす」の1人で、名古屋の長谷川健太監督(58)も指導を受けた当時を振り返りながら、故人を悼んだ。同GMは「厳しかったのはみなさん承知。それでも、卒業してから直筆の手紙をくれたり。いつも心配してくれていました」。長谷川監督も「メンタルを鍛えてもらったことで今もサッカーの仕事に携われています」と感謝の思いを口にした。

勝沢氏は1966年から21年間にわたり、清水東の監督を務めた。全国制覇は計4回。3羽がらすの大榎克己氏や堀池巧氏、武田修宏氏ら多くの日本代表選手を育成した。07年からは清水の顧問を務めるなど、静岡サッカー発展にも尽力した。参列した武田氏は「高校の練習終わりに接骨院に連れて行ってもらったりした。本当に感謝の思いしかないです」と語った。

祭壇横のスクリーンでは全国選手権で優勝した当時の映像を流し、会場の一室には多くのトロフィーなどが展示された。この日はサッカー関係者約500人が参列。サッカー王国静岡の礎を築いた名将をしのいだ。葬儀は9日午前10時から、同所で営まれる。【神谷亮磨】

◆主な参列者(敬称略) 長沢和明、望月達也、内山篤、反町康治、長谷川健太、大榎克己、堀池巧、三浦泰年、武田修宏、野々村芳和、長沢徹、斉藤俊秀、西沢明訓、大瀧雅良

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