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プロ注目の帝京長岡・エース茨木佑太、5安打10奪三振で公式戦初完封「良い流れに乗れそう」


帝京長岡・茨木は5安打10奪三振で公式戦初完封

<春季高校野球新潟県大会:帝京長岡4-0北越>◇8日◇4回戦◇三条パール金属スタジアム

プロ注目の右腕、帝京長岡のエース茨木佑太(3年)が快投を演じた。

北越を散発5安打10奪三振に抑え、4-0で自身公式戦初の完封勝ちを収めた。

   ◇   ◇   ◇   

茨木がほえた。最後の打者を空振り三振に仕留めると、マウンド上でこぶしを握った。「狙って取った」というこの試合10個目の三振。「相手が私学だったので、自然と気持ちが入った」。そこまでポーカーフェースで128球を投げてきた。最後の129球目に、ライバルの私学校に対して秘めていた闘志が表に出た。

朝から降り続く雨は試合が始まってもやまず、グラウンドは柔らかめ。それでも足場は気にしない。最速143キロの直球で序盤から押す。三塁を踏ませたのは2回と9回の2度。長打は許さず、連打もさせなかった。高校入学後の初完封を、芝草宇宙監督(54)は「もともと指先の感覚を持っている投手なので。(雨にも)うまく対応してくれた」と安心して見守っていた。

セ、パ6球団のスカウトがネット裏に陣取る中、成長の一端として見せたのが、今春から解禁になった2段モーション。昨秋の北信越大会後、スリークオーター気味だった腕の高さを上手に戻す途中で「腕がすんなりと上がる」と、左足を振ってタイミングを合わせて調整してきた。今年2月に解禁が決まると「自分にとって得」と、そのままフォームとして固め、ものにした。

昨春の県大会を制した帝京長岡にとって、春連覇は夏に初の甲子園を射止めるためのステップ。「良い流れに乗れそう」。茨木は手ごたえを、レベルアップした姿で表現した。【斎藤慎一郎】

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