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【DeNA】筒香嘉智との電話の真相 新旧4番がっちりかみ合わせ「牧を動かすつもりはない」


4月18日、入団会見でDeNA三浦監督(右)からユニホームを渡され着用する筒香

<月刊ハマの番長:第2回>

DeNA三浦大輔監督(50)が、舞台裏や思いを語る「月刊ハマの番長~シーズン4~」。開幕後初となる第2回は、5年ぶりの復帰が決まった筒香嘉智外野手(32)との電話の真相、キャプテンの牧秀悟内野手(26)の不動の4番を明言した。【取材・構成=久保賢吾、小早川宗一郎】

  ◇ ◇ ◇ ◇

筒香が公開入団記者会見でモノマネしながら明かした三浦監督との15秒の電話。指揮官は現役時代からともにプレーする後輩に伝えたいことがあった。

「ジャイアンツを退団になった時に『どうするんだ?』って電話を入れて。『ちょっとこれから考えます』って話をしていたので『おい、帰って来いよ』と伝えました。ゴウからは『またご連絡させていただきます』という感じだったので、『じゃあ、またな』と言って。何秒だったかは覚えてないですけど、こっちの気持ちを伝えただけですし、そこで即答できることじゃないということは分かってましたから」

複数球団との争奪戦の中、復帰を願いながら、待ち望んだ報告の着信を受けたのは、散髪中だった。

「ちょうど頭を洗ってる時に電話がかかってきて、着信は気付いてましたけど、この状態じゃ出られないなと。もしかして…とは思いましたけど、散髪が終わってスマホをみたらゴウからの着信で。ちょっとドキドキしましたよね。どっちの報告だろう…と。折り返したら、『横浜のために頑張ります。お世話になります』と。『そうか!一緒に頑張ろう』という話をして。そこも短めの電話でした。内心本当にホッとしました」

振り返れば、現役引退を決断した16年、選手の中で誰よりも早く自身の引退を伝えたのが、当時キャプテンの筒香だった。

「試合後にロッカーで全員が集合して引退を伝える直前、グラウンドで整列した時にゴウに引退を伝えました。『俺、今年でやめるから。この後みんなの前で伝えるから』と。『うそですよね?』って全然信用しないから『ほんまやって』と言って。映像が残ってると思いますけど、ゴウが『え!?』ってびっくりしてました。すぐ後に選手全員に伝えましたけど、キャプテンでもありましたし、入団した時から付き合いがありましたから」

筒香が打線の新たな軸になることを期待する一方で、22年から4番を任せる牧への信頼も不変だ。

「ゴウも打線の軸になる存在ですが、牧を動かすつもりはないです。打線の軸としてやってくれてますし、そこを動かすと全部がズレてくる。ケガとかがない限りは牧が4番です」

筒香と牧の新旧4番をがっちりかみ合わせ、強力な打者陣を「線」としてつなげていく。

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