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【女子野球】今春創部の東海大静岡、初の大会1回戦は花巻東高 同校OG関口瑞生は後輩打ち誓う


バットでの貢献を誓う東海大静岡・関口

今春創部の東海大静岡が初の大会に挑む。第2回女子野球ジャイアンツ杯福島大会硬式の部が27、28日に福島市・あづま球場などで開催される。27日の1回戦の相手は、花巻東高(岩手)。同校OGの関口瑞生投手(1年)は、後輩打ちを誓った。高校、大学、社会人の計12チームが参加。県内からは、東海大静岡翔洋高も出場する。

    ◇    ◇    ◇

関口が、先輩の力を示す。創部から約4週間で迎える初の大会。初戦の相手が母校の花巻東高に決まり、「すごく楽しみ」。昨春の全国選抜で準優勝するなど、ともに汗を流した後輩たちとの対戦を心待ちにした。

昨年までバッテリーを組んでいた千葉穂乃果捕手(3年)が、現在はエースとして活躍するのも刺激材料。対戦する可能性は十分で、元相棒からは電話で「絶対に打たせない」と“宣戦布告”された。卒業後も毎日のように連絡を取り合ってきた関係も一時封印。関口は「試合が終わるまでは(勝利を争う)ライバル。絶対に1本は打ちたい」と、闘志を燃やした。

本職は投手だが、昨年11月に右肩、今年2月には右肘を手術。患部は順調に回復しているが、今大会は指名打者での出場が濃厚となる。21日の東海大静岡翔洋高との練習試合では1安打をマーク。約半年間離れていた実戦の感覚も戻りつつある。「まだ部員も少ないけど、大会は大会。出場するからには1つでも多く勝ちたい。状況に応じたバッティングをして勝利に貢献していきたい」と意気込んだ。

花巻東高時代はエースとして投手に専念したが、群馬エンジェルスに所属していた中学時代には、4番を務めた経験もある。「バッティングも好き。大学では打者としても頑張っていきたいと思っている。今の課題も見つけられるように、1試合1試合、全力で戦っていきたい」。後輩打ちから、二刀流としての1歩を踏み出す。【前田和哉】

○…創部したばかりのチームは、マネジャーを含めて部員8人。今大会も系列校の東海大静岡翔洋高から助っ人を借りての出場となる。練習も実戦形式とはいかず基礎、基本が中心。それでも1日の全体練習開始から、打撃に力を入れてきた。鈴木はな主将(1年)は「不安もあるけど、やるからには勝ちたい。打撃をメインにやってきたので、試合で発揮したい」と本番を見据えた。

◆関口瑞生(せきぐち・みずき)2005年(平17)11月16日、群馬県生まれ。小4から天沼野球クラブで競技を始め、中学時代は主に群馬エンジェルスでプレー。花巻東高では2年秋のユース大会、3年春の全国選抜で準優勝。家族は両親、兄と姉。162センチ。右投げ右打ち。血液型A。

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