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攻め勝ったガーナ=勝負どころで決定力―W杯サッカー


 負ければ敗退が決まる一戦。ガーナは勝負どころで高い決定力を発揮し、韓国との打ち合いを制した。  試合を通して、何度も窮地に立たされた。立ち上がりは韓国のスピーディーな攻撃に対応できず、劣勢の展開が続いたが、前半24分にFKのこぼれ球をサリスが押し込んで先制。このゴールを境に状況は一転し、同34分にはJ・アユーのクロスをクドゥスが頭で流し込み、リードを広げてハーフタイムを迎えた。  しかし、そのリードも長くは続かない。後半は再び押し込まれる時間が増え、立て続けに2失点。流れが韓国に傾いたところで、起死回生の勝ち越しゴールが生まれた。後半23分、左サイドを抜け出したメンサがゴール前にグラウンダーのクロス。ウィリアムスのシュートは空振りに終わるも、その先にいたクドゥスが冷静にゴールネットを揺らした。  その後も韓国の猛攻にさらされ、いつ失点してもおかしくない状況が続く中、GKアティジギが好セーブを連発。守備陣の体を張った守備もあり、10分超のロスタイムを何とかしのいで最終戦に1次リーグ突破の望みをつないだ。 (アルラヤン時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕前半、先制ゴールを決め喜ぶガーナのサリス(左手前)=28日、アルラヤン 〔写真説明〕前半、頭でゴールを決めるガーナのクドゥス(右端)=28日、アルラヤン 〔写真説明〕後半、勝ち越しのゴールを決めたガーナのクドゥス=28日、アルラヤン
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