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補欠から最年少金メダル=渡部、団体でも貢献―世界体操女子


 今月初旬まで英国のリバプールで行われた体操の世界選手権で、日本女子の最年少金メダリストが生まれた。6日の種目別平均台決勝で優勝候補にミスが続く中、初代表で18歳2カ月の渡部葉月(中京ジムナスティックク)が安定感を発揮して13.600点。優勝が決まると、涙にむせんだ。  脚力があって跳躍が高い分、下半身への負荷が大きい。何度もけがに泣いてきたが、前回の冬には体ができてきた。所属先の浜畑恵女子ヘッドコーチは「ようやくけがもなく越せた」。練習を積み重ねて今年の全日本選手権、NHK杯とも個人総合4位となり、世界選手権代表補欠に入った。  8月に左足首を痛めたことで補欠の辞退を考えながらも、練習拠点の名古屋から東京へ毎週のように治療に通い、ぎりぎりで踏みとどまった。大会直前の10月中旬、正メンバーにけが人が出て繰り上がったものの、足首は万全ではなかった。  初めての大舞台は、けがの不安や緊張で演技前から涙が出た。そんなときは、昨年の種目別平均台金メダリストで自身に代わって補欠になった芦川うらら(日体大)らが励ましてくれた。痛みにも打ち勝った渡部は、「芦川さんの存在は心強かった」と感謝する。  団体総合予選は出場した3種目とも安定し、平均台は全選手の中で5番目に高い13.600点をマーク。予選5位で目標の決勝進出を果たした日本を後押しした。浜畑コーチは「今回のメダルは、たまたまだと思う。練習を続けて、実力で取れるように変わってくれれば」と期待を寄せた。 (時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕体操の世界選手権、女子種目別平均台決勝の渡部葉月=6日、英リバプール(AFP時事)
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