中部電力が棄権＝２選手らコロナ感染で―カーリング女子世界選手権

　カナダのプリンスジョージで行われているカーリングの女子世界選手権で、日本代表の中部電力は２５日、チーム内に新型コロナウイルスの感染が確認されたため、韓国との１次リーグ最終戦前に大会を棄権した。 　陽性となったのは中嶋星奈、松村千秋の２選手とスタッフ１人。１次リーグ最終日の２５日は陰性が確認された３選手でスイスと対戦し、３―１１で大敗。続く韓国戦の結果次第ではプレーオフ進出の可能性もあったが、発熱者がさらに増えたため参加を継続できなくなった。韓国戦は不戦敗となり、通算６勝６敗で大会を終えた。 　チームは日本協会を通じ「メダル獲得を目的に一丸となって臨んでいたが、大会途中でこのような結果になり大変残念」とコメントした。（時事）【時事通信社】