張本、早田ら準決勝へ＝パリ五輪選考始まる―卓球

　卓球のパリ五輪に向けた最初の選考会となるライオンカップ・トップ３２第１日は５日、東京・アリーナ立川立飛で男女シングルスの準々決勝までが行われ、男子の張本智和（木下グループ）、女子の早田ひな（日本生命）らが準決勝に進んだ。 　全日本選手権を制した女子の伊藤美誠（スターツ）は準々決勝で長崎美柚（日本生命）に敗れ、男子の戸上隼輔（明大）は２回戦で敗退した。 　大会は今年の世界選手権団体戦（中国・成都）の代表選考も兼ねており、４強入りした男子の張本、丹羽孝希（スヴェンソン）、及川瑞基（木下グループ）、横谷晟（愛知工大）、女子は早田、長崎、佐藤瞳（ミキハウス）、木原美悠（エリートアカデミー）の代表入りが確定。伊藤と戸上は既に代表に決まっている。　（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕卓球のライオンカップ・トップ３２の男子シングルス準々決勝でバックハンドを振る張本智和＝５日、東京・アリーナ立川立飛