日常へ近づくシーズンへ＝「満員」目指すコロナ３年目―Ｊリーグ

　新型コロナウイルスと歩むシーズンも３年目。１月のキャンプから変異株「オミクロン株」が各クラブを襲い、難しい調整を強いられた中、１８日のＪ１開幕を無事に迎えた。 　開幕戦の川崎―Ｆ東京では、試合までに両チームで計１０選手近くの陽性者が確認されながらも、当日検査を行って万全を期した。Ｊ２大分の選手ら全員が濃厚接触者に指定されて、１９日の水戸戦が中止になったが、今季は新型コロナとの共存をさらに図りながらリーグを進めていく方針だ。 　新型コロナ対策のまん延防止等重点措置のため、３月６日までは多くの会場で観客数が２万人までとなるが、今季は上限を設けない開催を目指す。村井満チェアマンは開幕前、「２年間の知見を土台に、安心安全な運営を心掛けていく」と話した。ファンと共にかつての日常を取り戻すことを誓った。（了）【時事通信社】