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豪の恐竜の化石、ティタノサウルスの新種と判明 世界最大級

  • 2021年06月09日 12:19:00

【ブリスベンAFP=時事】オーストラリア・クイーンズランド州エロマンガ盆地で2006年に発見された巨大な恐竜の化石が、新種であることが判明した。古生物学者らによると、これまでに確認された恐竜の中でも世界最大級だという。(写真は巨大な恐竜の化石。豪エロマンガ自然史博物館にて。同博物館提供)
 「Australotitan cooperensis」と名付けられた恐竜は、約1億年前に生息していたティタノサウルス科の一種。体高5~5.6メートル、体長25~30メートルと推定され、オーストラリアで見つかったものとしては最大。
 エロマンガ自然史博物館のロビン・マケンジー館長は、「化石の四肢の大きさの比較に基づくと、新種のティタノサウルスは世界でも上位5位に入る大きさだったと推定される」と話した。
 Australotitan cooperensisの化石は、2006年にブリスベンから西に約1000キロ離れたエロマンガ盆地にあるマケンジー家の農場で発見され、「クーパー」の愛称が付けられた。
 研究者らが発掘・調査を進める間、クーパーの発見は秘密にされ、化石は2007年に一般公開された。
 研究では、クーパーの化石の3Dスキャンの模型を近似種と比較した。研究結果は7日、生物医学系の科学誌「PeerJ」に掲載された。
 クイーンズランド博物館の古生物学者スコット・ホックナル氏は、エロマンガ盆地では大量の恐竜の化石が見つかっており、今回の発見は氷山の一角にすぎず、さらなる調査が必要だと語った。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2021/06/09-12:19)
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