【北京AFP=時事】カーアクション映画『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』に出演した米国のプロレスラーで俳優のジョン・シナさんは25日、台湾を「国」と呼んだ発言が中国で多くの批判を生んだことを受け、中国のファンに向け中国語で謝罪した。(写真は米ネバダ州ラスベガスで開かれたイベントで話をする俳優のジョン・シナさん)
 シナさんは同作の宣伝で5月初めに台湾を訪問し、ファンイベントで台湾を「国」と呼んだ。中国は台湾を自国の一部とみなしており、この発言は中国のソーシャルメディアで炎上。セナさんは25日、中国版ツイッターの微博(ウェイボー)に、日常会話レベルの標準中国語で謝罪する動画を投稿した。
 シナさんは、「『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』でとてもたくさんのインタビューに答えてきたが、1度のインタビューで間違いを犯してしまった」とコメント。「本当に、とても重要なことだけれど、私は中国と中国の人々を愛し、尊敬している。間違いをとても申し訳なく思っており、おわびする」と語った。
 この動画は240万回再生され、中国のメディアでも大きく報じられた。だがソーシャルメディアユーザーらは納得しきれない様子で、ある微博ユーザーは「『台湾は中国の一部だ』と中国語で言わない限り、受け入れない」と書き込んだ。
 政府系メディアの環球時報によると『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は中国で21日に公開され、興行収入は1億4800万ドル(約161億円)に上った。【翻訳編集AFPBBNews】

〔AFP=時事〕(2021/05/26-13:48)

情報提供元:時事ドットコム ワールドアイ
記事名:「米俳優ジョン・シナさん、台湾を国と呼び謝罪 中国語でメッセージ